土壇場同点劇からPK戦を制し、U17アジア杯決勝進出!守護神・大下幸誠がPK2本をセーブ!
[5.19 U17アジア杯準決勝 日本 1-1(PK3-2)ウズベキスタン ジェッダ]
U-17日本代表は19日、AFC U17アジア杯サウジアラビア2026の準決勝でU-17ウズベキスタン代表と対戦。前半にPKで失点したものの、後半45+7分に追いついて1-1とする。そして、PK戦を3-2で制し、2大会ぶりの優勝へあと1勝とした。
日本は従来通り3-4-2-1の布陣。GKに大下幸誠(鹿島ユース)、DFに主将の元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、熊田佳斗(大宮)、エゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)、中盤中央に和田武士(浦和ユース)と藤本祥輝(G大阪ユース)、両サイドに木村風斗(川崎F U-18)と岡本新大(G大阪ユース)、シャドーの位置に恒吉良真(名古屋U-18)と北原槙(FC東京)、最前線に高木瑛人(鹿島ユース)が入った。
対するウズベキスタンは日本の分析スタッフも今大会で一番の実力国と見なしている強敵。昨年の親善試合で対戦時も五分の戦績となっていた。
この相手に対し、小野信義監督はウズベキスタンが自分たち本来のやり方を貫いてくるパターンと、日本に合わせて戦い方を変えてくるパターンの双方を想定した戦術的準備を施し、この試合に臨んでいたが、立ち上がりのウズベキスタンは従来の4バックでスタート。真っ向勝負となった。
ただ、これまでの試合と大きな差があったのは環境面。日没後の試合だった従来と異なり、太陽光線が厳しく照り付ける酷暑の中でのキックオフとなった。試合のスピードがなかなか上がらない展開となる中で、日本は思うように攻撃の形を作れない。チャンスらしいチャンスがないまま、時間が進んでいった。
そして逆に28分、ウズベキスタンのMFラフシャベコフの鋭い突破に対し、日本にファウルがあったとしてPK判定。これをFWアリエフに決められて先制を許す苦しいスタートとなった。その後もウズベキスタンに押し込まれる時間が長くなったが、セットプレーもしのいで、連続失点は回避。0-1で前半を折り返すこととなった。
前半のシュート数が1対7だったように、ポジティブな要素に欠ける内容となった日本は、ハーフタイムの選手交代から巻き返しを図る。ボランチの藤本に代わって、岩土そら(鹿島ユース)を投入し、また前半の終盤に負傷していた恒吉に代わって里見汰福(神戸U-18)が入った。
後半は日本が攻勢の時間帯が続いたものの、決定機を作るまでには至らず。逆に後半15分、カウンターからウズベキスタンのサディリョノフに独走からのシュートを許したが、ここはGK大下がセーブ。追加点は許さない。
日本は今大会では左クロスでのアシスト役として活躍を見せてきた白男川羚斗(名古屋U-18)を木村に代わって左翼へ投入。打開を図る。さらに後半29分には高木に代わって齋藤翔(横浜FCユース)を1トップへ。何とか1点を奪いに行った。
後半33分には白男川のクロスから元砂がヘディングシュートを突き刺す場面もあったが、判定は無念のオフサイド。そして後半37分には岡本を下げて星宗介(尚志高)を右サイドへ配置した。さらに190cmの元砂を前線に上げるパワープレーも敢行し、何とかゴールを狙いに行く。
5バックで構えるようになったウズベキスタンの堅固な守備を突き崩せずに苦しんだが、さらにエゼモクェも前線に上げるイチかバチかの攻勢が後半のアディショナルタイムに実る。
熊田の最終ラインからのロングフィードに元砂が合わせ、最後はエゼモクェが相手DFのクリアを阻止する形になって体で押し込み、1-1の同点に。試合の決着はPK戦へともつれ込むこととなった。
このPK戦で見せたのは守護神・大下。先行だった相手の1番手を左に跳んで見事にストップ。さらに相手の2番手のキックも残した左足1本で阻止。さらに3番手のシュートはバー直撃となった。4,5番手は連続して成功となった。
逆に日本は北原、岩土が連続して成功。3番手の和田のシュートは相手GKに防がれてしまい、4番手の里見のシュートもバーを直撃。5番手の元砂には大きなプレッシャーがかかる流れとなったが、見事に成功。PKスコア3-2で日本の勝利となった。
苦戦を乗り越えてPK勝ちを収めた日本は、22日(日本時間23日2時開始)の決勝戦(対中国)でアジアNo.1を取りに行く。
(取材・文 川端暁彦)
U-17日本代表は19日、AFC U17アジア杯サウジアラビア2026の準決勝でU-17ウズベキスタン代表と対戦。前半にPKで失点したものの、後半45+7分に追いついて1-1とする。そして、PK戦を3-2で制し、2大会ぶりの優勝へあと1勝とした。
日本は従来通り3-4-2-1の布陣。GKに大下幸誠(鹿島ユース)、DFに主将の元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、熊田佳斗(大宮)、エゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)、中盤中央に和田武士(浦和ユース)と藤本祥輝(G大阪ユース)、両サイドに木村風斗(川崎F U-18)と岡本新大(G大阪ユース)、シャドーの位置に恒吉良真(名古屋U-18)と北原槙(FC東京)、最前線に高木瑛人(鹿島ユース)が入った。
この相手に対し、小野信義監督はウズベキスタンが自分たち本来のやり方を貫いてくるパターンと、日本に合わせて戦い方を変えてくるパターンの双方を想定した戦術的準備を施し、この試合に臨んでいたが、立ち上がりのウズベキスタンは従来の4バックでスタート。真っ向勝負となった。
ただ、これまでの試合と大きな差があったのは環境面。日没後の試合だった従来と異なり、太陽光線が厳しく照り付ける酷暑の中でのキックオフとなった。試合のスピードがなかなか上がらない展開となる中で、日本は思うように攻撃の形を作れない。チャンスらしいチャンスがないまま、時間が進んでいった。
そして逆に28分、ウズベキスタンのMFラフシャベコフの鋭い突破に対し、日本にファウルがあったとしてPK判定。これをFWアリエフに決められて先制を許す苦しいスタートとなった。その後もウズベキスタンに押し込まれる時間が長くなったが、セットプレーもしのいで、連続失点は回避。0-1で前半を折り返すこととなった。
前半のシュート数が1対7だったように、ポジティブな要素に欠ける内容となった日本は、ハーフタイムの選手交代から巻き返しを図る。ボランチの藤本に代わって、岩土そら(鹿島ユース)を投入し、また前半の終盤に負傷していた恒吉に代わって里見汰福(神戸U-18)が入った。
後半は日本が攻勢の時間帯が続いたものの、決定機を作るまでには至らず。逆に後半15分、カウンターからウズベキスタンのサディリョノフに独走からのシュートを許したが、ここはGK大下がセーブ。追加点は許さない。
日本は今大会では左クロスでのアシスト役として活躍を見せてきた白男川羚斗(名古屋U-18)を木村に代わって左翼へ投入。打開を図る。さらに後半29分には高木に代わって齋藤翔(横浜FCユース)を1トップへ。何とか1点を奪いに行った。
後半33分には白男川のクロスから元砂がヘディングシュートを突き刺す場面もあったが、判定は無念のオフサイド。そして後半37分には岡本を下げて星宗介(尚志高)を右サイドへ配置した。さらに190cmの元砂を前線に上げるパワープレーも敢行し、何とかゴールを狙いに行く。
5バックで構えるようになったウズベキスタンの堅固な守備を突き崩せずに苦しんだが、さらにエゼモクェも前線に上げるイチかバチかの攻勢が後半のアディショナルタイムに実る。
熊田の最終ラインからのロングフィードに元砂が合わせ、最後はエゼモクェが相手DFのクリアを阻止する形になって体で押し込み、1-1の同点に。試合の決着はPK戦へともつれ込むこととなった。
このPK戦で見せたのは守護神・大下。先行だった相手の1番手を左に跳んで見事にストップ。さらに相手の2番手のキックも残した左足1本で阻止。さらに3番手のシュートはバー直撃となった。4,5番手は連続して成功となった。
逆に日本は北原、岩土が連続して成功。3番手の和田のシュートは相手GKに防がれてしまい、4番手の里見のシュートもバーを直撃。5番手の元砂には大きなプレッシャーがかかる流れとなったが、見事に成功。PKスコア3-2で日本の勝利となった。
苦戦を乗り越えてPK勝ちを収めた日本は、22日(日本時間23日2時開始)の決勝戦(対中国)でアジアNo.1を取りに行く。
(取材・文 川端暁彦)
