◆米マイナー2A コーパスクリスティ―フリスコ(28日、米テキサス州コーパスクリスティ=ワタバーガーフィールド)

 右腕の疲労のため15日間の負傷者リスト(IL)入りしているアストロズ今井達也投手(27)が28日(日本時間29日)、傘下2Aコーパスクリスティの一員として初のリハビリ登板に臨んだ。本拠地・フリスコ戦に先発し、2回0/3を6安打5失点で降板した。

 初回。先頭からいきなり連続四球を与えると、3番打者に先制の中前適時打を浴び、さらに内野ゴロの間に1点を失った。この回だけで3四球と課題の制球力に改善の余地が見られた。2回は先頭に二塁打を打たれ、暴投で無死三塁。次打者には右越え適時二塁打を献上した。計3本の二塁打を許したこの回も2失点。3回は先頭に左翼席へのソロを被弾して降板。球数59球でストライク率52・5%だった。

 今井は今月10日(同11日)の敵地・マリナーズ戦に先発するも、5四死球を与える乱調で1死しか奪えず3失点。右腕の異変を訴え、検査を受けるためにチームを離れていた。現地メディアによると、今井はその原因に関して「(米国の生活に)慣れてないってことじゃないですかね。野球もそうですし、野球以外でも移動も全部チームに帯同したりとか。自分が思ったよりも苦労してるところはあると感じています」と話していた。MLB公式サイトは、イスパーダ監督が「検査で肩と腕の損傷は見られなかった」と明らかにし、今後は腕の筋力を戻すことに重点を置いていくと伝えていた。

 16日(同17日)には本拠地のダイキンパークでキャッチボールを行い、「ペロータ・クバーナUSA」のJ・ゴンザレス記者の取材に対応した今井。同記者は自身のXでその際の様子を公開した。「マウンドからいつ投げるのか」と質問された右腕は「それは俺も知りたい」とし、IL入りした当初の右腕の状態について「全体的に出力というか、チェックで力が入りづらい部分があったし、実際試合でシアトルで投げていても握力がなくてボールが抜けちゃうなという感覚が試合中にあった」と説明した。米国の生活に慣れていないことも疲労が蓄積した原因としていたが、「他の日本人選手に助言を求めることはなかったのか」と聞かれると「いや、友達あんまりいないんで(笑)」と話していた。