21日、太平洋側からパナマ運河に進入するコンテナ船。[AFP=聯合ニュース]

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イラン戦争によりホルムズ海峡が封鎖され、パナマ運河の通行料が史上最高水準まで急騰した。

22日(現地時間)、フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、最近パナマ運河の通過順を決める日次オークションには、戦争前に比べて約5倍の入札が殺到している。

これにより、パナマックス級船舶の閘門通過枠の価格は平均83万7500ドル(約1億3000万円)まで急騰した。これは戦争前と比べて約10倍の水準だ。

一部のオークションでは、通過枠の価格が最大400万ドルに跳ね上がったことが分かった。

海運各社が高い費用を負担しているのは、長い待機時間を避けるためだ。現在、パナマ運河の通過を待つタンカーの平均待機時間は4.25日で、直近6週間で最長を記録した。

運河の交通量増加の背景には、ホルムズ海峡封鎖後、米国産エネルギー需要が急増したことがある。特にアジア向けのエネルギー輸送量が増え、メキシコ湾とアジアを結ぶ最短航路であるパナマ運河の利用が急増した。

一般的に大手海運会社は事前予約を通じて、オークションより低い費用で通過枠を確保するが、運河全体の通行量の約30%はオークションで割り当てられる。今回の需要急増により、オークション市場の価格変動幅が大幅に拡大したと分析されている。