「最近は夫と喧嘩すると…」高市首相が世界的ドラマーとの面会で発した“通訳を慌てさせた渾身のジョーク”〉から続く

 新年度予算がようやく成立した4月7日、高市早苗首相は各党控室へ出向いていた。中でも賛成に2票を投じた日本保守党の百田尚樹代表のもとを訪れると、「なんと御礼を言っていいか!」と、感慨深げに声を掛けていたという。

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ヘビースモーカーの高市首相 ©時事通信社

「本会議の賛否は7票差。百田氏も『保守党の2票はいらなかったのでは?』と怪訝そうでしたが、首相は『行ってこいの2票で4票分だから』と笑っていた。百田氏は野党とはいえ、右派仲間。気分も良かったのでしょう」(政治部記者)

ランチの席で比較的上機嫌だった高市首相

 さらに、3日後の4月10日昼には、麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、萩生田光一幹事長代行の3人を官邸に招き、ランチを共にした。政治ジャーナリストの青山和弘氏が解説する。

「首相側の呼びかけで、焼き魚定食を食べながら1時間程度の会合だった。2月に麻生氏を衆院議長に棚上げしようとしたことなどを機に、2人の間には溝が生まれていました。そこを修復したいとの思惑があったと見られます。メディアからも連日コミュニケーション不足を指摘されていますが、党側との連携を立て直そうとしているのでしょう。首相はランチの席で比較的上機嫌だったようです」

 それもそのはずで、ランチの直後には、首相が大ファンを公言するディープ・パープルとの面会が控えていたのだ。ちょうど日本公演で来日中だったことで表敬訪問が決まったという。

「メンバーからはスネアドラムを贈られていた。一方、首相が用意したプレゼントは2000円ほどの日本製ドラムスティックのみで、マジックペンでサインを入れただけの安物。スポンサー契約との兼ね合いもあって彼らは困惑していました」(音楽関係者)

「もうこれでいつ総理を辞めてもいい」

 それでも、冒頭のようにメンバーたちと記念写真を撮影。面会後、首相は周辺にこう洩らしたという。

「もうこれでいつ総理を辞めてもいい」

 “私の神様”を前に、有頂天になった高市首相。だが、そんな平和ボケしたかのような言動とは対照的に、この間にも中東情勢は緊迫化の一途を辿っていた。

《この続きでは、緊迫化する中東情勢の裏で首相が発動する「トランプと心中」大作戦、▶︎トランプが豪語「オレのおかげで彼女は選挙で大勝できた」 ▶︎今井参与が「週刊文春」に明かす「戦争はどっちが仕掛けたかって…」などのトピックを詳しく報じている。記事全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月16日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる》

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月23日号)