亡くなったのは「先月下旬ごろ」 仰向けで倒れていた遺体が安達結希さんと判明 埋められた形跡なし、死因は不詳【news23】
京都府南丹市で13日に見つかった遺体は、司法解剖の結果、行方不明になっていた11歳の安達結希さんだとわかりました。死因は特定されていませんが、亡くなったのは「先月下旬ごろ」だったということです。
南丹市民
「ちょっとたまらない。本当にショック。なんかの形で見つかってくれたらいいなと思ってたんだけど、生きて」
「姪・甥も同じような年くらいだったので、安心安全な街だと思っていたが、こんな大きな出来事になって本当に残念でしかたがない。こうなることが一番誰もが恐れていたと思うので、非常に悲しい」
13日に京都府南丹市で見つかった遺体の身元が、行方不明になっていた11歳の安達結希さんだったと判明しました。
14日夜、新たにわかったのは、現時点では死因を特定するに至らなかったということ。そして、死亡した時期が「3月下旬ごろ」だということです。
安達さんの行方がわからなくなったのは3月23日のことでした。
また、遺体の状況について警察は、「大きな刺し傷や切り傷はなく、目立った外傷はなかった」としています。
安達さんの遺体が見つかったのは、13日午後4時45分ごろ。現場は小学校から2キロほど離れた、田んぼに囲まれた山の中でした。
一夜明けた14日朝。
報告
「1番、2番という札、3番まで見えます。番号のような札を今、現場に置いていっています」
喜入友浩キャスター
「あの辺りを集中的に捜査しているのでしょうか、捜査員が集まり始めました」
現場近くには、花やお菓子などが手向けられていました。
現場近くの倉庫の持ち主は…
近所に倉庫を持つ人
「(Q.中はどういう道)今こっち側は道悪い。人があんまり通らない。よっぽど用事がない限り、車は通れるは通れるけど。びっくりしている。みんなも朝喋っていたが、なんでっていう話ですよね。まさかこんなうちの倉庫の前とは思わなかった」
また、遺体発見の2日前にも周辺を歩いたという人は…
近所に住む人
「土曜日は私も山菜採りが好きなので、あの場所に行って車を止めて、周りの山を歩いて山菜を採っていた。臭いとか変化、おかしいなというのは一切感じなかった」
山の中で仰向けで倒れていたという安達さんの遺体。落ち葉などはかかっておらず、埋められた形跡はなかったということです。
また服装は、行方不明になった日に着ていたとされるものによく似た濃い紺色のフリースに、ベージュの長ズボン、「84」のロゴが入った灰色のトレーナーだったということです。
安達さんが通っていた小学校では…
喜入友浩キャスター
「13日、子どもとみられる遺体が見つかったことを受けて、安達さんが通っていた小学校は14日、臨時休校となっています。新学期が始まって間もないんですが、子どもたちの姿はありません」
「児童の心の安定を最優先」するための措置だということです。
本来であれば、14日から給食が始まり、15日は6年生の修学旅行の説明会がおこなわれる予定でした。
行方不明になる数日前にも、一緒に遊んだという児童は…
児童(3月で卒業)
「最後の思い出のために6年生たちが企画を立てて、5年生とドッジボールをするという。それでドッジボールでチームみたいな感じだった。逃げつつ笑ってましたよ」
「遊ぶときになったらいつも笑顔ではしゃいでました。1年で入ってくる時に恐竜の服着たり、恐竜で遊んでたところを見たりしたから、恐竜が好きかなと思いました」
これまで捜索の手がかりとなっていたのは、行方不明から6日後に見つかった通学かばんと、20日後に見つかった安達さんが履いていたとみられる靴。ただ、遺体、靴、通学かばんはそれぞれ別の場所で発見されています。
喜入友浩キャスター
「遺体が発見された場所から靴やかばんが見つかった場所まではどういった道中なんでしょうか、車で向かってみます」
田んぼや畑に囲まれた道が続く中。
喜入友浩キャスター
「最初に出会った街の方ですが、ようやく1名といったところですね。道路沿いでここまで10分ほど車を走らせていますが、ようやく1名すれ違いました。そして、靴が発見された場所に近づくにつれ、どんどん山の中を進んでいくことになります」
そして、車では進めない山の奥へ10分ほど歩いて行くと…
喜入友浩キャスター
「車が通ったような跡がほとんどなく、落ち葉などで覆われている道路が続いていきます」
この山の中で12日、安達さんが履いていたとみられる黒色の靴が見つかりました。発見された遺体は靴下は履いていましたが、靴は履いていなかったということです。
さらにここから、通学かばんが見つかった場所に向かう道中には…
喜入友浩キャスター
「左手に、一度捜索が行われた池が出てきました」
ここは、3日に警察が水中ドローンなどを使って捜索していた場所です。この近くの山で通学かばんが親族によって発見されましたが、そこは…
喜入友浩キャスター
「車に乗っていてもよくわかるんですが、かなり傾斜がある。歩いて上ろうとするとかなり体力が削られる、そういった場所になっています」
遺体が発見された場所からはそれぞれ5キロと3キロ離れていますが、その距離以上に「子どもがひとりで入っていくような場所ではない」と地元住民たちは話していました。
専門家は、今後の捜査のポイントをこう指摘します。
元京都府警捜査一課長 樋口文和さん
「病気的に倒れると前にかがむんです(うつ伏せ)。ところが(遺体は)仰向けという形で、これが一つの事件性のポイントになろうかと思う。また雨が降っていますので、雨に服が濡れている状況はどの程度かとか、こういったところがポイントになってこようかと思います」
警察は「今すぐ事件性があるとは言えない」としていますが、事件・事故の両面で調べています。
