政界引退直後の菅元首相(写真:時事通信)

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4月12日に行われた第93回自民党党大会では、ミュージシャンの世良公則(70)が代表曲『燃えろいい女』のサビを「燃えろサナエ」と替え歌するパフォーマンスで盛り上げた。ところが、世良渾身のエールもむなしく、自民党はいま“大炎上”の渦中にある。

「党大会の開会に際し、ソプラノ歌手で陸上自衛隊中央音楽隊に所属する鶫真衣氏(38)が『君が代』を斉唱。ただ、現役自衛官が政党の大会でパフォーマンスを行うことは、自衛隊法61条(政治的行為の制限)の『政治的行為』に該当するとしてSNSで批判が噴出。いっぽう、小泉進次郎防衛相(44)や鈴木俊一幹事長(73)は、鶫氏はあくまでも“私人”として出演したと強調。とはいえ、現場でもはっきりと現役自衛官である旨がアナウンスされ、鶫氏が制服を着用している以上、私人という説明は無理筋ではないでしょうか」(政治部記者)

いっぽう、そんななかで注目を集めた明るいニュースが。それは、党大会に出席していた菅義偉元首相(77)の近影だ。菅氏といえばここ数年、健康状態をめぐる心配の声が絶えなかった。

「菅氏の健康状態が本格的に心配され始めたのは、’24年11月の国会で行われた首相指名選挙あたりからでしょう。集計結果を待つ間、岸田文雄元首相(68)をはじめとする議員が談笑する中、菅氏は両手を胸の前で重ね、虚ろな表情。一点を見つめたまま瞬きさえほとんどしませんでした。その後、国会中継カメラで菅氏が映る場面はあったのですが、依然として“ピクリともう動かない”硬直状態がSNSでも話題に。

翌年、石破茂前首相(69)の会見に同席した際にも、上半身がやや前傾した姿勢で非常にゆっくりとした足取りで登場。会見中、自民党幹部が時折頷いたり記者団のほうに視線をやったりするなか、菅氏は一点を見つめたままほとんど動かず、終始うつろな表情を浮かべていました。

そして、今年1月に衆院選不出馬の意向を示し、政界を引退。最後まで体調に心配が寄せられていましたが、引退後の1月29日に公開されたYouTubeチャンネル『NEXTV LAB』のインタビューでは、ゆっくりとした口調ながら、盟友・安倍晋三元首相(享年67)について語るなど、明朗に受け答えしていました」(WEBメディア記者)

インタビュー公開から2カ月余り、党大会に出席した菅氏は、足取りが軽いとは言えないまでも、朗らかな表情で関係者と積極的に挨拶を交わしていた。

また、最前列に設けられた席に石破氏、岸田氏と並んで座り、挨拶に訪れた日本維新の会吉村洋文代表(50)と藤田文武共同代表(45)とガッチリ握手を交わすと、笑顔で話し込む姿も。この様子は吉村氏のYouTubeチャンネルなどでも配信され、Xで拡散されると、ユーザーからは安堵の声が上がった。

《引退してちゃんとリフレッシュできてるみたいでよかった》
《顔に笑顔が少し出てますね。良かったです、大変なコロナ真っ只中で頑張られた分、余生はゆっくり過ごして頂きたい》
《菅さん、体調も表情も良さそうで何よりです》
《ガースー、以前より表情も豊かになってお元気そうになってる》

かつては朝40分間のウォーキングと100回の腹筋が日課だった菅氏。高齢ではあるものの、今後も無理のないペースで健康管理につとめてほしい。