【専業主婦17年】離婚からの就活…9回不採用も41歳で大逆転!「稼ぐ力」の磨き方

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思考を少しShiftするだけで、世界はもっと楽しくなる-―。
「日経Woman×テレ東BIZ」の連動企画『Shift W』は、仕事・学び・私生活を鮮やかにアップデートするためのヒントをお届け。

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タイトルの「W」には、Womanという枠組みだけではなく、Work、Wisdom、Will、Well-being、With、Weなど多彩な意味が込められている。

「日経Woman」の特集内容と連動し、「等身大のロールモデル」への取材を通じて、効率的な勉強法や賢い投資術からQOLを上げるライフスタイルまで、多角的なテーマを取り上げる。

「テレ東プラス」では、『Shift W』#1「17年間の専業主婦生活から研究機関・専門職へ 英語力を磨くルーティン」の内容を紹介する。

17年間の専業主婦生活から一転 40代で初めて就職活動




国立研究開発法人「防災科学技術研究所」で、専門職として働いている室町博子さん(55)。室町さんの日常は、朝6時に起床し、朝食お弁当作りから始まる。去年、次男が戻ってきたため、現在は2人暮らしだ。


大学卒業後、すぐに結婚し、4人の子どもに恵まれた室町さんだが、教育方針の違いから離婚。当時、一番下の娘はまだ小学生で、子どもたちの学費や生活のためにお金が必要だったという。
室町さんは夫からの自立を目指し、17年間の専業主婦生活から一転、40代で初めて就職活動を経験することに。

“稼ぐ力”を生む、室町さんのルーティンとは?




朝7時。今日の朝食メニューは、具だくさんのミネストローネとパン。室町さんの趣味は登山で、朝食を食べながら登山のYouTubeを見るのが日課だ。


朝7時15分、BBCのグローバルニュースを聞きながら愛犬のお散歩。「日本では報道されないようなニュースに触れるのが面白いです」(室町さん、以下同)。


朝7時30分からは読書の時間。本はあまり買わず、図書館から借りたものが多い。


室町さんは毎週木曜日の夜、前職の仲間とオンラインで英語を勉強している。
勉強会は8年になるが、半分くらいは日本語でおしゃべりを楽しむそう。
「仕事の情報交換や見た映画の感想とか…。“この本、いいよ”とか話しています」。


朝8時、次男と2人分のお弁当を用意して、職場へ出発。お弁当のおかずは週末にまとめて作り、冷凍しておくのが室町さん流。丁寧な暮らしが伝わる、心のこもったお弁当だ。
耳で英語に触れながら、職場まで走って通勤する室町さん。「登山で難しい山にチャレンジしたいので、持久力を付けるために走っています」。


朝9時、勤務先の「防災科学技術研究所」に出勤。室町さんは企画部 国際課に所属している。
「国際案件全般を担当しています。例えば、海外の機関と共同研究する時、契約書のチェックや締結の支援、研究費の申請書の確認など。イタリアの機関と協定を結んだ時は、協定案のチェックから相手機関との調整、イタリアでの協定式の支援まで全て担当しました」。

「現実の厳しさ」を乗り越え、ステップアップ!家計を支えた英語力




18時30分に帰宅。愛犬の散歩を終えるとキッチンに立ち、夕食のおかず「チャプチェ」と「ナムル」を作る。この日は時短のため、野菜のレンジ調理にも挑戦した。


20時、家事をこなしながらラジオで英会話の練習。新しく出会った単語は、アプリですぐに調べる。21時30分からは、再び勉強・読書の時間だ。
英語学習を続けるコツを聞くと、「“これをやる”と固定せず、気が向いたら違うものを試してみる。最近は、無料のコンテンツを探してやっています。勉強するというよりは、モチベーションを持ち続けるための機会という感じ」と教えてくれた。


大学受験で英語に触れ、夫の転勤でイギリスに5年半滞在。その間、日常英語を身につけた室町さん。
帰国後、英語を使う機会はなかったが、離婚後、一人で生活していかなければならないと考えた時、「職歴がないので、英語を使わないと、私は他に何もできることがない」と思ったそう。追い詰められて英語を勉強し直したと話す。

ハローワークに登録し、パソコンの基礎的な勉強をしながら就職活動を重ねる日々…。
しかし、積極的に履歴書を出すものの、9回連続不採用に。10回目でようやく採用され、厳しい現実を痛感したという。当時、室町さんは41歳だった。

末っ子の娘さんは小1で、数年経ってから「お母さんが専業主婦だった頃は良かった。お迎えも来てくれたし、おやつも全部手作りだった」と言われたそう。
「今は理解してくれていると思います。働かないと大学にも行かせられないし、そういう点で、働いて良かったなと思います」。

最初に働き始めた時はアシスタントだったため、「給料はすごく安かった」と室町さん。
「そこから少しずつステップアップして、3番目の息子が大学に入る時、娘が大きくなってきたタイミングで少しずつ給料が上がってきたので、どうにか必要になった教育費も出せた」と、これまでを振り返る。

最後は「一歩踏み出したい人たち」に向けて、「無理と決めないで、とりあえずやってみるのは重要。無理と決めてしまうと、前に進めないと思う。きっかけがあったら道が開けるんじゃないかなと思います」とアドバイスした。

そんな室町さんが目指す、今後の目標とは――。続きはぜひ「テレ東BIZ」で!