【大谷翔平と一問一答】「快く送り出してくれた球団に対して誠意」「東京の家にカブレラさんのバットが」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは12日(日本時間13日)、準々決勝・ベネズエラ戦の試合会場のローンデポ・パークで公式練習を行った。DH登録の大谷翔平投手(31)はライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、練習後に記者会見に臨んだ。以下、一問一答全文。
――東京での1次ラウンドの期間でチームメートの村上にどんなアドバイスを送ったか。
「特にアドバイスとかっていうよりかは、みんなとこうバッティングについて話す中で質問されたことに答えてますし、自分から逆にどういう感じで打ってるのかって質問するときもあるので、みんなでこう考えをシェアしてるっていう感じですかね」
――ライブBP登板について。
「大会で同時進行しながら自分の調整っていうのも進めてきましたし、その中で今日60球ですかね。4イニング60球ぐらい投げて、ボリュームもクオリティーもしっかり出せたと思うので、そこも改めてシーズンに向けていい準備ができてるかなと思ってます」
――準々決勝で戦うベネズエラについて。
「もちろんラインナップ、オフェンス面もそうですし、ピッチャー、ブルペン含めてレベルは高いと思うので。自分自身は対戦したピッチャーが出てくることもあるとは思うんですけど、チームとしては見たことないピッチャー、また出てきたりとか、やったことのないバッターとやる。向こうもまた同じだとは思いますけど、そこに早くこうアジャストできるかどうかが1番お互いにとって難しいところでもあり、勝利の鍵を握るポイントなのかなと思ってます」
――短期決戦でどんな準備をしていくか。また、ドミニカ共和国で好きな選手は。
「特に変えることはないですね。シーズン中通りにやりたい。自分のこうやるルーティーンっていうのはしっかりとやりたいですし、ドミニカの中でも好きな選手いますけど、まずベネズエラ戦に集中したいなというのが今の気持ちかなと思います」
――準々決勝はアジアと南米の直接対決。大谷が経験したアジアと南米の違い。
「大きくは違わないとは思ってます。ルールも違わないし、やってることは違わないので、それぞれの国の色があるとは思いますけど、大きく国によって何が違うかっていうのは特になく、もう本当に1点を取りに行く、単純にそういう競技なので、その中でいろんな選択肢はありますけど、大きくはそんなに変わらないんじゃないかなとは思ってます」
――ローンデポ・パークは前回大会優勝、や「50―50」も達成した場所。そういう縁は感じるか。
「まあ、いい思い出が多くある場所なので。はい。それを次の試合に持ち込むということはないですけど、自然にプラスになってくれる部分ていうのは大いにあると思うんで。今日もマウンド行きましたけど、まあいい景色で、ほんとに綺麗な球場で、素晴らしい球場だなと思って。はい。投げてたので、明日バッティング練習すると思いますけど、また打席から見える雰囲気っていうのも違うんじゃないかなと思ってます」
――ベネズエラのミゲル・カブレラ打撃コーチが4打席歩かせると言ってたが。
「東京の家にカブレラ選手のサインバットが置いてあるんですけど、触って力をつけてきたので、その力を存分に発揮したいなと。打てなかったご利益はなかったと思って(笑い)。そのぐらいの気持ちで頑張りたいなと思ってます」
――今回のWBCは注目度の関心も3年前よりも上がってる。日本のようなチームが勝っていくことの意義。
「前回の決勝戦だけじゃなくて、本当にこう、各国ごとの試合全てが、東京ラウンドもそうでしたけど、ほんとにいい試合が多くて、各国いい野球するなと思いながら他の試合も見てたんですけど、本当に年々、大会を重ねるごとに盛り上がってると思いますし、選手たちのこう情熱というか、試合にかけるこう気持ちみたいなのも見て取れると思うので、そこらへんは国に関係なく、本当に選手たちの素晴らしいプレーと情熱っていうのを、こうファンの人たちが見ることによって、少しずつ盛り上がってくれれば嬉しいなとは思います」
――ライブBP登板を見ると調整も順調に見える。今大会で登板する可能性はないと言い切れるか。
「今のところはないですね。それが球団との約束でもありますし、快く送り出してくれた球団に対して、誠意じゃないかなという部分もあるので、オフェンス面でしっかりとまずは貢献できればいいと思います。もちろん怪我が何人出るかとかっていうのは全く予想できないことではあるので、全くのゼロっていうことは何事においても言いたくはないですけど、今の現状だとないんじゃないかなと思ってます」
――納得感はあるか。
「納得はしてますね。そのつもりでミーティングを重ねて来ましたし。はい。そこに対しては特に何もなく。本当に自分のやれる仕事っていうのをまあやりたいですし、僕が投げなくても素晴らしいピッチャーがいますし、それはもう東京ラウンドで見てきて、そこに対してはすごく僕自身も自信を持ってるところであるので、他のこう、国の方々に、うん、若い選手たちでこう素晴らしいピッチャーがいるっていうところをまた見せれることも、僕個人としてはすごく楽しみにしてますね」
――中南米の野球について。
「どうなんですか。日本とかアメリカのシーズン中と違って、なんて言うんでしょうね、ホームラン打った後にホームで出迎えるとか、あんまり見られない。ラテン系の乗りの良さ。選手たちも日本とまた違う雰囲気というかっていうのは楽しみですし、単純にこう、1人1人のパフォーマンスというかね、素晴らしい選手が集まってきてるので、そういうの、一選手として楽しみにしてます」
――日本の野球は規律、ラテン野球は情熱と言われるが、どう比較する?。
「違いはあると思いますけど、野球に関して言えば、同じルールの元でやるので、あまり変わらないというか、バッターだったらストライクはストライクですし、ボールはボールですし、セーフのものはセーフなので。うーん、そこに対してはあまりこう、大きく違わないのかなっていうのはありますけど、ベンチの雰囲気だったりとかね、セレブレーションの雰囲気だったりとかっていうのは、各国でこう色があって面白いんじゃないかなとは思いますけど。本当に野球をやるという意味では、それが言語みたいな、僕らにとってはそれは言語みたいなところはあると思うので、そこでコミュニケーション取っていければ素晴らしい大会になるのかなと思ってます」
――井端監督と栗山監督の違い。チーム内でリーダーシップを発揮しているが誰から学んだか。
「井端さんは栗山さんとはまた違う雰囲気があると思いますし、ほんとにこう冷静にゲームを俯瞰してみるタイプの監督なのかなと思うので、こう強い言葉で選手を鼓舞するというタイプではもちろんないと思いますし、選手1人1人の感想を僕は見て感じたのは、ほんとに自立してる選手が多いなと思うので、こちらから何か鼓舞することもあまり必要ないですし、1人1人がほんとに自分のプロフェッショナル、こう自分の管理ができてる選手が多いなという印象なので、1人1人が自分のキャプテンであり、チームのリーダーだといううー認識が1番大事だと思ってるので、そういう選手が集まってるなと思っています」
