【有馬記念/馬場情報】土曜は週中の雨で“外有利”の傾向 スタミナやパワーのある重厚血統が躍動か

写真拡大

第70回有馬記念(GI、芝2500m)が行われる中山競馬場の馬場情報が28日、JRAより発表された。中山は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「9.5/標準」、芝の含水率はゴール前11.3%、4コーナー12.4%と計測された。

■土曜は外に持ち出した馬の伸びが目立つ

先週末と今週水・木曜に降雨があり、中山芝の馬場悪化が懸念されたが、土曜は芝のクッション値「9.8/標準」と、昨年と遜色ないコンディション。土曜中山11R・ホープフルSは芝2000m2分01秒0と例年並みの時計を計測した。
ただ、先週の雨中開催の影響か、直線はインを通った馬より外に持ち出した馬の伸びが目立った。ホープフルSも勝ったロブチェンは4枠発走で道中インで脚を溜めながらも、直線は外へ進路を取り差し切りV。有馬記念と中山芝2500mで行われた12R・グレイトフルSは大外8枠14番のミクニインスパイアが終始好位の外めを追走しながら早め先頭から押し切った。
有馬記念も4角で外を回る馬の出番か。今年は内枠に有力馬が集中したが、これらを見ながら直線外を選択できるのは5枠9番のダノンデサイル。また、大外8枠16番のタスティエーラも侮れない。内枠のミュージアムマイルとレガレイラは馬群が密集しなければ外へ出せるが、展開次第と言ったところ。
種牡馬傾向はワールドプレミア、フィエールマンとディープインパクト系でもステイヤーの部類に入る重厚血統が躍動。一方、キングカメハメハ系を中心としたミスタープロスペクター系は3着止まりが多く、ある程度のスタミナやパワーが求められている馬場コンディションと思われる。有馬記念ではゴールドシップ産駒のメイショウタバル、エピファネイア産駒のダノンデサイル、サトノクラウン産駒のタスティエーラあたりか。
一方、リオンディーズ産駒のミュージアムマイル、レイデオロ産駒のエキサイトバイオらはキングカメハメハ系であり、土曜傾向を踏襲すれば2、3着まで。

25年(有馬記念当日)

含水率
┗ゴール前=芝11.3%|ダ5.7%
┗4コーナー=芝12.4%|ダ6.0%
芝のクッション値=9.5[標準]

24年(レガレイラ)

含水率
┗ゴール前=芝12.4%|ダ1.6%
┗4コーナー=芝13.3%|ダ1.7%
芝のクッション値=10.0[やや硬め-標準]

23年(ドウデュース)

含水率
┗ゴール前=芝10.3%|ダ2.4%
┗4コーナー=芝13.1%|ダ2.4%
芝のクッション値=9.3[標準]