「進撃の巨人」コラボカフェが移転オープン 壁全方位に調査兵団、ランチョンマット無料配布 海外ファンも熱視線

世界的な人気を誇る『進撃の巨人』。この作品を通して街の魅力を発信している大分県日田市で、コラボカフェ「進撃の日田カフェ」がリニューアルオープンしました。
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「進撃の日田カフェ」は2022年4月に開業。リニューアルを機に、JR日田駅から徒歩3分の場所に移転しました。
カフェでは、キャラクターをモチーフにした限定スリーブ付きのドリンクメニューやアイスクリームを提供しています。コラボグッズの販売コーナーでは、バッチやポスター、トートバッグなど商品数を従来より4倍に増やして充実させました。
また、店内の壁一面には漫画の名シーンがデザインされているほか、キャラクターのパネルやセリフを記載した小道具を用意。写真を撮影できるスペースも設置されるなど、ファンにはたまらない空間が広がっています。
(鹿児島から来た人)「日田市は4月1日から6日まで1回まわって、次2回目です。移転前よりも目を引きますね。店内も全然違うし」「移転前も来たんですけど、移転後はもっと充実していて、刺さりまくりです」
進撃の巨人による経済効果は、おととしまでの3年間で55億円にのぼります。その大きな要因の一つが海外ファンの存在です。平日でもアジアを中心に海外からの観光客が目立っています。
――好きなキャラクターは?
(韓国の観光客)「ハンジ・ゾエです。アクリルスタンドがほしいです」
(台湾の観光客)「リヴァイ兵長。Tシャツと…全部ほしい!」
移転オープンを記念して、カフェの利用者には記念スタンプを押して楽しめるランチョンマットを無料配布。ファンの満足度を高める工夫をしています。
進撃の日田カフェ 岡崎寧乙さん:
「駅から近くなったので来店しやすくなったと思います。ゴールデンウィーク期間中は、店内が一杯になるくらい多くの人が来て、たくさんの人が写真を撮って楽しんでいました。ファンの方の交流の場になるような場所にしていきたいです」
これから迎える夏の行楽シーズン。水郷日田の観光の“快進撃”は続きそうです。