中日、リリーフ陣は最強も…意外と手薄な先発陣
一方で、先発陣が手薄だ。今季チーム最多の144回1/3を投げ、4年連続規定投球回に到達している小笠原慎之介がポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を目指しており、仮に小笠原が抜けた場合、計算の立つ先発投手が高橋宏斗しかいなくなる。
柳が昨季までのような働きができれば、高橋と共にローテーションの軸として投げてくれそうだが、ベテランの涌井、大野、松葉は間隔を空けながら投げ、結果を残していくのが現実的か。
ドラフトで支配下で6人中4人投手を指名したが、1年目から即戦力の期待を求めるのはかなり酷。そうなると、現有戦力の底上げ、若手、中堅の突き上げは必至だ。今季14試合・77回1/3を投げ、2勝8敗と黒星が先行し、防御率4.07だった梅津晃大には1本立ちが求められ、今季ファームで10勝・防御率1.76と好成績を残し一軍でもプロ初勝利を含む2勝を挙げた松木平優太が先発ローテーションに入ってくるような働きが求められる。
実績のあるベテランと期待の若手中堅がいるが、シーズン通して計算のできる軸となる投手が、小笠原がメジャー移籍した場合、高橋しかいないのが実情。先発陣の立て直しは急務である。

