「『あの時のシンジ・カガワだろ』みたいな」香川真司が語る海外挑戦の光と影「毎試合8万人をバックに。本当に毎日が勝負」
香川は2010年夏に21歳にしてC大阪からドルトムントに移籍すると、良い意味で周囲の期待を裏切る圧巻のパフォーマンスを続け、ブンデスリーガ連覇に大きく貢献した。しかし、ドイツでの思い出は良いものだけではない。
マンチェスター・ユナイテッドでの2シーズンを経て、復帰した直後はチームが低迷するなか、自身も思うような結果を残せず、壁にぶち当たった。香川は「2年(経って)、ユナイテッドから帰ってきた当時はとても苦しみましたね」と振り返る。
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ではいかにして困難を乗り越え、ファンタスティック4の一員に数えられるまでの復調へ繋げたのか。日本代表の元10番は、「サッカー選手ならば必ずそういう時期は訪れるし、そういう時にどう立ち上がれるか。キャリアを通して、ものすごく浮き沈みが激しいなかでやってきたので、自信を失う時もありますけど、ただそれを解決するのは自分自身」だと説明する。
「そのためにトレーニングしたり、メンタル的に良い状態を常に作る準備をする。細かい作業をやるしかないので、そういう作業はものすごく徹底してやっていたかなと。今、ヨーロッパでやっている選手は多分そういう時期は必ず来るし、本当に毎試合8万人をバックに(している)。良い時は良いですけど、上手くいかない時はプレッシャーに感じたりするんでね。そういうなかでやり続けるためには、本当に毎日が勝負かなっていう気持ちはあります」
世界屈指の熱量を誇る“黄色い壁”をバックに、酸いも甘いも嚙み分けた香川。それだけに「毎日が勝負」という言葉は、重みが違う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
