Googleマップの新しい外観に元Googleマップデザイナーが苦言

Googleマップは2023年9月頃から新たな外観のテストを実施しており、すでに新たな外観のGoogleマップを使っている人も多いはず。そんなGoogleマップの新外観について、15年前にGoogleマップのデザインに携わったプロダクトデザイナーのエリザベス・ララキ氏が苦言を呈しています。
15 years ago, I helped design Google Maps.
I still use it everyday.
Last week, the team dramatically changed the map’s visual design.
I don’t love it.
It feels colder, less accurate and less human.
But more importantly, they missed a key opportunity to… pic.twitter.com/HMcpKiOEdr— Elizabeth Laraki (@elizlaraki) November 22, 2023
2023年9月頃からテストされているGoogleマップの外観はこんな感じ。

iOS版のGoogleマップだとこんな感じ。

Googleマップの同一地点の見た目を旧バージョン(左)と新バージョン(右)で比較したものが以下。幹線道路の色が黄色から青色になったり、公園や広場を示す緑色が淡い緑色になったりと色合いが大きく変化しています。ララキ氏はGoogleマップの色合いの変化について「色合いの変化は地図の可視性向上を目的としてものだと思われるが、個人的にはコンピューターで生成されたような冷淡さを感じる」と指摘しています。

また、ララキ氏は「GoogleはGoogleマップの色合いだけでなくUIも整理するべきだった」と指摘。具体的には地図上に検索バーや8個のボタンがオーバーレイ表示される現状のUIではゴチャゴチャしすぎていてユーザーの快適性を損なう可能性があるとのこと。

ララキ氏は改善案として現在地表示ボタンやルート案内ボタンを画面下部に移動させることを提案しています。

そして、現状のマップで地図上にオーバーレイ表示されている「自宅」「ガソリン」「レストラン」などのボタンは画面下部のメニューを操作した場合にのみ表示すべきだとララキ氏は主張しています。

ララキ氏がGoogleマップのデザイナーを務めていた2007年当時、Googleマップは新機能を続々と追加しており、ララキ氏はGoogleマップを将来への拡張性を保ちつつシンプルにする作業を求められたとのこと。ララキ氏はGoogleマップには2007年頃と同様のUIの見直しが必要だと述べています。
