国民党幹部らを輩出した名門校 講堂に飾る蒋介石肖像画の撤去決める/台湾
同大は1927年、現在の野党・国民党の幹部の育成を目的に中国・南京で創設された中央党務学校をルーツに持つ。現在地に移転してからも、校内の一部の建物には党関係者の名が冠された他、蒋氏の銅像が複数設置された。
またバス停名は、学生寮につながる階段の入り口に近いことから、この階段の通称で、急な坂道を意味する「好漢坡」への改称が決まったとしている。
同大は16日、中央社の問い合わせに対し、台北市政府公共運輸処と連絡を取り、バス停名の改称手続きを進めている他、肖像画については図書館内の校史館で保存すると回答した。
学生会は、校内には党関係者の名が冠された建物や肖像画が依然数多くあるとして、今後も検討が必要だと強調。「国父」や革命運動などで命を落とした「先烈」を引き続き記念するかどうかは、将来の学生や台湾社会に考えてもらいたいとコメントした。
同大の在り方を巡っては、2017年に国民党との結び付きを示す校歌の歌詞が、社会の変化や学生の働きかけを受けて変更された他、18年には中正図書館内に設置されていた蒋氏の座像も撤去されている。
(陳至中/編集:齊藤啓介)
