ジャック・カオ(左から2人目)、ツァイ・チェンナン(右から2人目)らドラマ版「角頭」(GATAO)の出演者たち

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(台北中央社)台湾ギャング映画シリーズ「角頭」(GATAO)がドラマ化されることになった。クランクイン記者会見が20日、台北市内で行われ、ツァイ・チェンナン(蔡振南)やジャック・カオ(高捷)、チェン・レンシュオ(鄭人碩)ら出演者40人が登場した。過去作の出演者に加え、シーシャン(喜翔)、ハリー・チャン(張懐秋)、シー・ミンシュアイ(施名帥)ら新メンバーも加わり、よりスケールアップした作品に仕上げる。

「角頭」シリーズはアクションシーンのリアルな描写で多くのファンを持つ。2015年公開の1作目「角頭」は興行収入8000万台湾元(約3億4500万円)のヒットを記録。18年の「角頭2:王者再起」は1億2700万元(約5億4700万円)、21年の外伝「角頭 - 彷徨人」(浪流連)は1億6700万元(約7億2000万円)と、次々と前作の興行収入記録を塗り替えた。

ドラマ版では過去3作の各勢力が集結。表社会と裏社会、合わせて8つの勢力が権力闘争を繰り広げる。物語の時間軸は1作目と2作目の間。密輸ドラッグが海に消えたのをきっかけに血みどろの争いが始まる。

新キャストの追加についてチャン・ウェイイェン(張威縯)エグゼクティブプロデューサーは、1作目と2作目で登場人物が死に過ぎて、その後をどう描けばいいか分からなくなってしまったからだと明かす。「今回はあまり死なせない。ギャングを演じるのにふさわしい俳優は台湾には多くないから、大切にしなくては」と冗談交じりに語った。

過去作には近年亡くなった俳優のエイリアン・ホアン(黄鴻升)やロン・シャオホア(龍劭華)も出演していた。チャン氏によれば、ドラマ版は2年前から計画しており、当初は2人の役も設定に加えていたという。実際の出演はかなわなくなってしまったものの、趣向を凝らした形で2人をドラマに登場させる可能性もあるとチャン氏は明かした。

(葉冠吟/編集:名切千絵)