上がり3連続バーディで今季最高の2位 笹生優花がみせた“爆発力”
笹生優花の魅力が詰まったラウンドだった。2番でバーディを先行させると5番でボギー。後退したかにみえたが即座のバーディで獲り返すと、8番パー5ではピン手前3メートルに2オンしてイーグル奪取。後半もボギーが先行したものの、14番でひとつ戻すと、16番から3連続バーディを奪ってトータル14アンダーでホールアウトした。
この時点では首位のジョディ・エワート・シャドフ(イングランド)と1打差の2位。最終ホールをパーとしたエワートが逃げ切ったが、見事な追い上げだった。「ショットも全体的に安定していたので、パターもいくつか入ってくれたので、それが結果に繋がったんじゃないかなと思う」と冷静に振り返る。
飛距離に目がいくが、グリーン周りのアプローチも抜群だった。世界中のゴルフ場でプレーしてきた経験を活かし、どんなライでも寄せてみせるのが笹生。パー5では飛距離のアドバンテージで2オン成功させたと思ったら、もう少しでチップインイーグルという寄せをみせた場面もあり。「できるだけ我慢のゴルフだったりとか、ぜんぶがぜんぶ、うまくいくわけじゃないので、そういうところですね」と、総合力の高さで今季ベストフィニッシュの2位に入った。
首位に肉薄していった笹生だが、リーダーボードを見ていたわけではない。いつもどおり楽しむことと学ぶことを心がけた。「あんまり変えたこともないし、調子がよかったら上位に行くと思う」と涼しい顔だが、この優勝争いが次に繋がるのは間違いない。
「できるだけ調子がよくなるために練習して、次の週に繋げられるように練習したい」とここでも姿勢は変わらない。この最終日は、開幕前に練習ラウンドをともにした仲のいい渋野日向子とのラウンド。「先輩と回れて楽しかった」と終始笑顔の絶えないプレー。この笑顔のプレーがつぎに向かうのは韓国、そして日本だ。(文・高桑均)
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