3位発進の大岩龍一 ピンの新ドライバーを投入しなかったのは雨だったから!?
月曜日に適合リスト入りしたピンの新ドライバー『G430』。来週の発表を控え、今週は世界中のツアーでプロたちが投入している。国内男子ツアーでも契約選手を中心にチャン・キム(米国)、亀代順哉、額賀辰徳、大槻智春などが初日に『G430』をバッグに入れた。同日開幕の「日本プロゴルフシニア選手権」でも塚田好宣がドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドの4本を入れ替えて、11位タイで発進している。
初日に3位発進を決めた大岩龍一も練習日には『G430 LST』をテスト。好感触だったのにもかかわらず、「使わなくてすいません」と笑いながらピンのツアー担当、穂積真嗣氏に話し、投入を見送ったという。いったいなぜか。
「予選ラウンドは雨予報だったため、スピン量が抑えられる『G430』ではなく、使い慣れてスピンが入る『G425』を選んだようですね。晴天だったら使っていたと思うので、残念です」と穂積氏。実際、大岩も初日を終えて「前半はショットが乱れていて、フェアウェイキープも1回だけでしたが、雨が降り始めたらなぜか良くなりましたね。(フェード系だと)球が滑るかもと思ったので、分かりやすくドローを打っていく考えにしたら、フェアウェイをキープできました」と答えている。
気になるのは新ドライバーの性能だ。ピンのドライバーといえば直進性が高く、飛距離も出るのでアマチュアからの評価も高い。コースに行くと1組にひとりは、『G400』や『G410』、『G425』といったピンのドライバーを入れているほどだ。
穂積氏は「発表前なので詳しいことはお話しできませんが」と前置きした上で、「各選手、口をそろえているのが『G425』に比べて音が変わったと高評価をいただいています。『G425』ではこもっているけど高い音の印象があったのですが、『G430』は低音ではあるけど、やわらかい感触の音がすると言っていますね」。
では、肝心の飛距離についてはどうなのか。「全員がつかまりがいいと言っていて、『MAX』では直進性がより感じやすくなっているようです。『LST』はボールスピードが出るし、距離も出るというコメントが多いですね」とこちらも高評価。ラインナップは従来と同じで、『MAX』『LST』『SFT』の3種類があるようだ。
ヘッド全体の印象は『G425』とあまり変わらないが、今回は差し色として黄色が使われている。これまではオレンジや赤、そして青が使われてきたが黄色は新鮮な印象を受ける。「チャン・キム選手は『僕の好きな色を入れてくれた』と喜んでいますね」と穂積氏。国内男子だけでなく、女子やシニア、海外でも『G430』を使う選手が、どんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
