by Steve Jurvetson

テスラを率いる実業家のイーロン・マスク氏がロシア・ウクライナ情勢に関しTwitterでアンケートを行ったところ、200万人近いユーザーがこれに回答しました。しかし、アンケート内容がウクライナのアンドリー・メルニク駐ドイツ大使を始め、さまざまな著名人の反感を買うことになりました。

Ukrainian ambassador tells Elon Musk to 'f--- off' after billionaire's Twitter poll

https://www.cnbc.com/2022/10/03/elon-musk-infuriates-ukraine-with-twitter-poll-on-how-the-russia-war-should-end.html

2022年10月4日、マスク氏はTwitter上で「ウクライナとロシアの和平」と題し、以下の4つの項目を提示。Twitterのアンケート機能を使い「はい」か「いいえ」で答えさせました。

・国連の監視下で、併合地域の選挙をやり直す。ロシアは、それが民意であるならば、離脱する

・クリミアは1783年からニキータ・フルシチョフの過ち、つまりウクライナへのクリミア半島割譲まで正式にロシアの一部だった

・クリミアへの水の供給は保証される

ウクライナは中立を保つ





このアンケートには記事作成時点で約198万票が入れられており、「はい」が38.2%、「いいえ」が61.8%となっています。マスク氏は項目の通りになる可能性が「非常に高い」とし、「それまでに何人死ぬかが問題です」とツイートしました。

このアンケートに対し、メルニク大使はFワード付きで「唯一示される結果は、ウクライナ人がテスラのガラクタを買わなくなるということです。幸運を祈ります」「極めて外交的な返事は『失せろ(Fuck off)』です」とツイートしました。





このほかにも、ウクライナのメディアであるEuromaidan Pressや、ウクライナの政治家であるセルゲイ・プリトゥラ氏、オレキサンダー・シェルバ駐オーストラリア大使などがそれぞれアンケートに反応し、おおむね反感を示しました。また、ウクライナの映画監督だというヴォロディミル・デムチェンコ氏が行った「イーロンは口を閉じるべきか?」というアンケートには約4万票が投じられ、「はい」が80%を超えました。





マスク氏は最初のアンケートからおよそ1時間後に「それではこれを試してみましょう」と述べ、「ドンバスとクリミアに住む人々の意思で、ロシアに属するかウクライナに属するかを決めるべき」という項目についてアンケートを実施。これには記事作成時点で約158万票が投じられ、56.9%が「はい」、43.1%が「いいえ」に入れています。





なお、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ウクライナを支援するマスク」「ロシアを支援するマスク」という2つの項目を設け、「どっちのイーロン・マスクが好きですか」と問いました。