「定時に帰るのってふざけてるよね」――「残業なし」の会社に入ったはずが騙された男性

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社会人になると、勝手な大人の謎ルールや常識に戸惑い、ときにはだまし討ちのような目に遭うことも。「社会人になって絶望したこと」をテーマに経験談を募集したところ、

「求人情報は嘘が多い」

と憤る男性読者からの声が届いた。(文:okei)

キャリコネニュースでは「社会人になって絶望したこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/17IWLU9V

いざ現場に入ると「そんなこと言ってないよ」

新卒入社でブラック企業に当たらないよう気を付ける人は多いだろう。千葉県に住む20代後半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収200万円)は、入社前のインターンに参加した際、残業について何度も確認しており

残業はなく、定時前でも仕事ない時は、帰っていい」

と言われていた。「先輩などにも確認をとった」というから、よほど気にしていたのだろう。しかし入社してみると、会社の対応はガラッと変わっていた。

「いざ現場に入ると、『そんなこと言ってないよ』や、上司は『それ(残業前提)を知らず定時に帰るのってふざけてるよね』って言われた」

あまりの手のひら返しに、会社や先輩に対する不信感も覚えただろう。男性は

「仕事でおしてしまって遅くなるならまだ良かったのですが、あらかじめ残業ある前提で仕事があった。残業代も出ず、みなし残業制度であることも入社後に知った」

と絶望感を綴っていた。