「何もできなかった」昨夏の東京五輪に出場した浦和L 塩越柚歩、世界との戦いを経て芽生えた思いは…
2016年のトップ昇格から出場機会を得た塩越は、同年にU-20日本女子代表に選出。自身初の“日の丸”に「びっくりしました。チームから『選ばれました』というメールが来て、返信した記憶があります」と振り返る。11月に開催されたU-20女子ワールドカップでは日本が3位に入るなか、1試合の出場にとどまった。
活躍が評価され10月には、初めて日本女子代表に選ばれる。翌年6月の親善試合・ウクライナ戦(8−0)では2得点をマークし、「全く思ってなかった」東京五輪のメンバー入りを果たす。
五輪では、グループステージ初戦のカナダ戦(1−1)に途中出場し、2戦目のイギリス戦(0−1)はスタメン。チームはベスト8でメダル獲得はならず。初のフル代表での大舞台は、塩越に衝撃を与えた。
「自分のプレーを出せなかったし、何もできなかった。(相手の)身体が大きいというのは一番にある。スピードは国内では体感できない。ファールでも止められないくらい速いし強い」
厳しい戦いを経て、鈴木氏に海外挑戦の希望があるかと訊かれると、うなずいた。
「海外でプレーすることで、自分自身もレベルアップするし、もっと楽しめるんじゃないかと思った。オリンピックが終わってからは海外のプレーを考えるようになった」
さらに向上心が芽生えた塩越は、昨年9月に開幕したWEリーグ初シーズンでも主力として活躍。開幕戦の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦(2−1)で決めた決勝弾は、「みんなで選ぶベストゴール」に選出された。
自身について「まだまだ成長できる」と語り、来る2022-23シーズンに向けて、皇后杯の連覇とWEリーグ初優勝を目標に掲げる。鈴木氏は「楽しみでしょうがない」と期待を寄せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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