台湾、今月下旬に防空演習 一部では自動車内から屋内への退避訓練も=資料写真

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(台北中央社)国防部(国防省)は12日、防空演習「万安45号演習」を台湾各地で25日から28日にかけて実施すると発表した。対象地域では午後1時30分から同2時まで屋内退避や地上の一般道を走る車両のエンジン停止などが求められる他、今年は新たに一部地域で、停止した車両内から屋内への退避も必要となる。

演習は25日に基隆、台北、新北、桃園、新竹、宜蘭の各県市、26日に苗栗、台中、彰化、南投、雲林、嘉義の各県市、27日に台南、高雄、屏東の各県市、28日に花蓮、台東の各県と離島でそれぞれ行われる。

同部の孫立方(そんりっぽう)報道官はこの日の記者会見で、平時に演習や訓練を行うことで、戦時に完全な戦力を発揮でき、人民の生命と財産の損失を低減できると実施理由を説明した。

全民防衛動員署人力動員処の朱森村処長によると、実施時にはサイレンが鳴る他、携帯電話にミサイル警戒アラートが試験送信されるという。

また地上の一般道を走る車両に乗っている人はエンジン停止した後もその場にとどまることができるが、台北市信義区広居里、台中市南屯区豊楽里、台南市永康区東橋里では実戦時の状況に合わせ、さらに屋内への退避が必要となる。

指示に従わなかった場合は、民防法に基づき、3万台湾元(約13万7700円)以上、15万元(約68万8700円)以下の過料が科される。

(陳俊華/編集:齊藤啓介)