中国文明は日本を含めアジア諸国に多大な影響を与えたが、現代においては「脱中国化」を進めた国が多いと言えるだろう。中国メディアの網易はこのほど、「脱中国化に最も成功した4つの国」と題する記事を掲載した。その程度に応じてランキング化している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国文明は日本を含めアジア諸国に多大な影響を与えたが、現代においては「脱中国化」を進めた国が多いと言えるだろう。中国メディアの網易はこのほど、「脱中国化に最も成功した4つの国」と題する記事を掲載した。その程度に応じてランキング化している。

 記事によると、脱中国化が進んだ国の第4位は「日本」だという。かつては全面的に中国から学んだ日本は、明治維新以降、全面的に西洋諸国から学ぶようになり、戦後は米国文化が入ってきたと紹介した。とはいえ、多くの中国文化がすでに浸透しているので完全に除去することはできていないと指摘した。

 第3位は「ベトナム」だ。かつては古代中国の支配下にあったが、北宋時代に完全にその支配から離れたと伝えた。しかし、科挙や漢字などの中国文化が長く残ったという。ところが19世紀に入ってフランスの植民地になると漢字が廃され、今では漢字を読めなくなった人ばかりと指摘した。漢字の使用の有無が日本との大きな違いということのようだ。

 第2位は「韓国」だ。韓国も中国の隣国として、その文化の影響を強く受けていたが、「現代における脱中国化は甚だしい」と指摘した。ほぼ完全に「西洋化」しており、在韓米軍の数やキリスト教信者の多さからも脱中国の程度がうかがえるとしている。

 第1位は「シンガポール」だ。シンガポールは「華人」が多い国だが、現在では公用語が英語になっていると紹介した。実際には、英語だけでなく中国語、マレー語、タミル語も公用語だが、英語が多く用いられているので中国からすると「脱中国化」したと見えるようだ。また、現在では多くのシンガポール人が中華系であるにもかかわらず、自らのことを「中国人とは思わなくなった」ことも1位とした理由のようだ。

 最後に記事は、アジア諸国で見られる「脱中国化」を嘆きつつも、中国国内ですら西洋崇拝に傾き、伝統文化を軽んじ、英語学習を重視する傾向なのでやむを得ないことだと論じた。それで、中国は自信を深めて中国文化を重視し、再び世界へ輸出できるようにすべきだと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)