中国のポータルサイトに「どうして日本の農業は世界の中で先進レベルにあるのだろうか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国のポータルサイト・網易に10日、「どうして日本の農業は世界の中で先進レベルにあるのだろうか」とする記事が掲載された。

 記事はまず、日本の農業について生産モデルが先進的で、管理が細やかであることにより、栽培、生産される農作物の高い品質を実現できていると紹介。また、いかに大きくて味の濃い実を育てるかといった点において科学的な研究や試行錯誤を繰り替えすなど、品質の向上を目指して、たゆみない努力と工夫を重ねていることを伝えた。

 次に、日本の農業生産は各地域ごと、各農家ごとにメインで栽培する作物が分かれており、分業化とともに専門化が進んでいると指摘。少ない種類の作物栽培に専念することにより、商品価値の高い農作物を生産することができるのだとしている。さらに、畑を耕すところから施肥、農薬噴霧、収穫、農作物の洗浄、包装に至るまで機械化が進んでいる点も大きな特徴だと紹介した。

 また、数十年におよび発展、整備により、農協を中心とする安定した農業経済、農業社会体制が築かれている点にも言及。農協は農業生産や販売の支援、指導などのほか、政府から農業、農家に支給される各種補助金の分配、農家の意見を政府や自治体に伝え、農家の権利を守るといったさまざまな活動を展開しており、その周到なサービスが日本の農業の発展を大きく支えてきたとした。

 このほか、日本の農業は環境保護も重要視しており、耕地を過度の化学肥料や農薬から守る取り組みを進めていると紹介。先進的な生産設備も、土壌の保護やさらなる改良に大きく貢献していると伝えた。

 記事は最後に、日本の農家について「農業という伝統的な産業にまだまだ大きな潜在力が残されていることを実践によって証明している」と評した上で、中国の農業も旧来の生産方式を改めるとともに農家の意識を高め、ハイテク化、近代化、大規模集約化レベルを高めていく必要があるとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)