日本は軽自動車の人気が高く、自動車保有台数のうち軽自動車が占める割合は約4割に達する。大型の高級車が人気の中国では考えられない傾向だと言えるだろう。中国メディアはこのほど、「日本人の自動車に対する消費概念」について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は軽自動車の人気が高く、自動車保有台数のうち軽自動車が占める割合は約4割に達する。大型の高級車が人気の中国では考えられない傾向だと言えるだろう。中国メディアの網易はこのほど、「日本人の自動車に対する消費概念」について紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は日本在住だというが、日本で長く暮らしているうちに、日本で軽自動車が支持される理由が分かってきたそうだ。中国人筆者は、日本で軽自動車が選ばれる理由の1つは「経済的な理由」だと指摘し、日本では軽自動車は何かと優遇されていて、税金も高速料金も普通車より安い場合が多いと指摘。しかも燃費も良いのでガソリン代も安くつくため、非常に経済的な車だとしている。

 さらに2つ目の理由として、軽自動車の「スペックが高い」ことも人気の理由だと指摘。ただでさえ経済的なうえに、スペックが高いので普通車に比べて性能的にそん色がないと主張した。車内は広く、設備も十分で乗り心地も快適だ。むしろ、狭い道でもすいすい通れて駐車スペースが小さくても困らないので、土地の限られた日本では有利なことも多いとした。

 しかし「日本で軽自動車が選ばれる理由」として、最も重要なのは「自動車に対する考え方」によるものだという。日本では自動車はあくまでも「移動の道具」として使われているとし、趣味でスポーツカーを買う人もいるが、必要がなければ買わないという選択肢もあるほどと紹介。日本ではそれぞれが自分の生活に合った車を選び、または買わない選択肢まであって、中国人が車を買う理由より「合理的」だと紹介した。

 中国では人びとがあらゆる分野でマウンティングし合う傾向が強く、自動車は社会的ステータスを示すシンボルという側面もあるため、メンツのために無理をしてでも高級で大きな車を選ぶ人が多いのが現実だ。この点で、日本の方が確かに実用的な車を選ぶ人が多いと言えるだろう。日本の自動車市場は、今後は環境適応車も増えていくと思われ、消費者にとって選択肢はさらに広がることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)