学生の窓口編集部

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日本の人気脚本家といえば、宮藤官九郎さんや古沢良太さん、北川悦吏子さんなどが挙げられますね。ではハリウッド映画の人気脚本家にはどんな人がいるのか、みなさんご存じですか? 

今回は、意外と知らないハリウッドの人気脚本家たちをご紹介します。

アーロン・ソーキン


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近年非常に注目されているのがアーロン・ソーキンです。脚本を担当した2010年の『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞脚色賞を受賞。2015年の『スティーブ・ジョブズ』はゴールデングローブ賞の脚本賞を受賞しました。

ほかには2011年の『マネーボール』も高い評価を受けた作品。2017年には『モリーズ・ゲーム』で監督デビューするなど、今後注目の脚本家です。

ドリュー・ゴダード

ドリュー・ゴダードも人気の高い脚本家の一人です。2008年の『クローバーフィールド/HAKAISHA』で映画脚本家としてデビュー。2011年には監督も務めた『キャビン』が大ヒットし、話題となりました。

2015年にはリドリー・スコット監督の『オデッセイ』で脚本を担当しています。また大人気となったテレビドラマ『LOST』でも脚本を手掛けるなど、映画だけにとどまらない活躍を見せています。

ジョン・ローガン

リドリー・スコット、マーティン・スコセッシ、オリヴァー・ストーンといった名監督の作品で脚本を担当してきたハリウッドを代表する脚本家です。

日本でもヒットした『ラストサムライ』も彼が脚本を担当した作品。近年は『007 スカイフォール』『007 スペクター』といった作品を手掛けています。

テイラー・シェリダン

俳優から脚本家に転身後の2015年に手掛けた『ボーダーライン』で一躍注目を集め、翌2016年の『最後の追跡』で早くもアカデミー賞脚本賞にノミネートされました。ここ数年で一気に評価を高めている脚本家です。

デイミアン・チャゼル

監督と脚本を兼任した2014年の『セッション』と2017年の『ラ・ラ・ランド』の2作品がアカデミー賞作品賞にノミネートされるなど、気鋭のクリエーターとして注目されています。

2016年には『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編『10 クローバーフィールド・レーン』の脚本(リライト)も担当しました。

マーク・ボール

2008年にアカデミー賞作品賞にも輝いた『ハート・ロッカー』で初めて脚本を担当。本作でいきなり脚本賞を受賞し、一躍人気脚本家の仲間入りを果たしました。その後も同じキャスリン・ビグロー監督とタッグを組み、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)、『デトロイト』(2017年)と2作続けて脚本を担当。

ジャーナリストとしても活動しているだけあって、綿密な取材に基づく脚本が高い評価を得ています。


ハリウッドで注目されている人気脚本家をピックアップしてご紹介しました。もしかしたらみなさんがお気に入りの作品も、実は上で挙げた誰かが関わっているかもしれませんね。映画を見る際はつい出演者や監督ばかり目がいきますが、脚本家に注目してみるのも面白いですよ!

(中田ボンベ@dcp)

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