2019年11月19日(火)からアメリカやヨーロッパで提供が始まったGoogleのストリーミングゲームサービス「Stadia」の、サービスローンチ直前に公開された最終予告ムービーが「10年前のセンスであまりにもダサすぎる」と、海外ゲーム系メディアのKotakuが酷評しています。

This Google Stadia Ad Is So Random (And Terrible)

https://kotaku.com/this-google-stadia-ad-is-so-random-and-terrible-1840007405

Googleが公開したStadiaの最終予告ムービーが以下。

Stadia - Official Launch Trailer | Now Available - YouTube

何かを探しているのか、男性客が店員に「すみません、ちょっと探しているんですが」と話しかけると……



「Stadiaか?Stadiaは地球上で最新の、しっちゃかめっちゃかで刺激的でとてつもないゲーミングプラットフォームだ」と食い気味に答える店員。



混乱する男性客の周りをノートPCやモニターが浮遊し……



天井に穴が空くと、はるかなる宇宙が広がっています。



Stadiaのロゴの前で「Stadia」を叫ぶ店員



「据置ゲーム機なんていらない、Stadiaはスペースをとらない」といいながら、巨大な店員がカップルのゲーム機を指ではじきます。



店員が椅子に座る犬に向かって「Stadiaを見つけておいで!」と命令すると……



走り出した犬は部屋の壁に吸い込まれるように消えていきました。



机から出現したStadiaのコントローラー



アピールされる「4K・60fps」



万華鏡のような空間の中で、店員が「Stadiaはまるでパーティーだ」とつぶやきます。



次の瞬間、謎のパーティー空間へ移動。謎の太っちょ猫もダンスしています。



パーティー会場でサングラスをかけた男性が、男性客に「Stadiaは君が探してたゲームだよ」と話しかけます。



「はぁ?」と混乱する男性客に、店員がStadiaのコントローラーを渡します。



パーティー会場にいた男性がなぜかカヌーになっていて……



店員と男性客はサングラスの男性に乗り込んでテレビの中へ突入。



トゥームレイダー ディフィニティブエディション



NBA 2K20など、いくつかのローンチタイトルのプレイ映像が流れます。



「Stadiaはテレビだけではなく、スマートフォンやノートPCでもプレイ可能」ということをアピールするように、いろんなデバイスの画面を渡っていく店員と男性客。



そして、舞台はついに宇宙ステーションへ。



「ダウンロードやアップデートや待機はいらない」



紙を折りたたみ、重なるAとBにエンピツを刺しながら「そう、Stadiaはこのエンピツみたいなものだ」と叫ぶ店員



紙に空いたワープホールに吸い込まれて……



次の瞬間、データセンターらしき場所でGoogleのロゴが入ったカートに乗る店員と男性客。運転する店員の横にはGoogleの従業員らしき人も乗り込んでいます。



「Stadiaのストリーミング技術はGoogleで長年研究されていたものです」と語るGoogle従業員の前に現れたのは……



先ほど部屋から消えた犬でした。



Stadiaでプレイする映像をバックに映し出される犬の顔



「心を解放せよ、私たちがプレイする手段が一堂に会する」と店員が語ります。



最後に店に戻ってきて、同じように女性客が話しかけてきて、店員と男性客がジャンプしながらピースを決めてムービーは終わり。



KotakuのZack Zwiezen記者は「面白い服装、ばかげた特殊効果、お約束のギャグ、生きた人間がカヌーになる……といった表現を含む広告です。何もかもが10年前のセンスです」「あまりにもムービーのセンスがひどすぎて、GoogleがYouTubeから削除してしまうのではと思い、すぐにムービーをダウンロードしました。幸いなことに(あるいは残念なことに)まだYouTubeで見ることができます」とコメントしています。

Twitterでも、このトレーラーに対してはさまざまな感想が寄せられています。

「Stadiaのトレーラーを見たけど、今から2時間ほど目を洗ってくるよ。あれはひどい。漂白剤を探す時間だ」



「おいおい、Stadiaのローンチトレーラーは一体なんだ?」



一方で「私はGoogleがそれほど好きではありませんが、Stadiaの広告は素晴らしいと思いました」と称賛する人もいました。



なお、最終予告ムービーでは、「自宅で簡単に4K・60fpsのゲーム体験が可能」をアピールしていましたが、サービスローンチ直後のレビューでは「Wi-Fi接続だと解像度やフレームレートが急激に低下し、接続が不安定になって満足に遊べない」というレビューが報告されています。

ついにローンチした「Google Stadia」のレビューが登場、未来は感じさせるがまだ荒削りとの評価 - GIGAZINE



また、ワシントンポストは「1Gbpsの回線を使っても遅延が多く、ほとんどプレイできなかった」という内容のレビュームービーを公開しています。

The Post tested Google Stadia. The input lag is horrendous. - YouTube