今、開放的で心地いいビアバーの新店が続々登場!夏に行きたい厳選5軒!
夏が近づいてくると、やっぱり飲みたくなるのがビール。
いつものジョッキで乾杯!もいいけど、この夏こそ、ビールの本当の面白さを知ってみては?
ということで、今回はいま最もホットなビアバーを厳選!
クラフトビールが定着してから、ますます多様性が広がるビアバーの世界。
そのフランクでハッピーな空気感に引き寄せられるように、高感度な人たちが集っているのだ。
注目を集める5軒はこちら!

街の喧騒をそのまま感じられる開け放しの路面店。ドイツのビアバーを再現しており、どこか外国の雰囲気が漂っている
『シュマッツ・ビア・ダイニング 中目黒店』
中目黒駅から徒歩1分の場所に、こんな大胆な空間があったのかと驚く。
現在、都内で16店舗を展開するドイツビアレストラン『SCHMATZ』の旗艦店が、3月中目黒にオープン。
しかも、駅から徒歩1分という抜群の立地だ。
ドイツ出身のオーナーが東京で実現したかったのが「ドイツの今を感じられるビアバーを作ること」。

1階にある八角形のタップは、この店ならでは。提供されるビールの原料はドイツビールの伝統的な製法に従い、モルトとホップと酵母と水だけを使用したレシピ
中目黒店は2フロアで96席の規模を誇る。1階を覗くとビアタップからビールを注ぐ様子や、スタンディングでビールを楽しむ人々の様子が伺える。

写真の1Fフロアは、スタンディングとハイチェアのカジュアルな空間。中目黒駅と目黒川の間というザ・中目黒な空気感を目の前にビールがすすむ。2Fのダイニングは目黒川を見下ろせる最高のロケーション。この時期は緑が美しい
特筆すべきは外国人客の多さで、それも本場さながらの雰囲気があるから。
ドイツ伝統の製法で作るビールは飲むと香りの立ちやキレ、苦味がワンランク上。
ドイツ料理に和のエッセンスを加えた料理で、ビールとの相性は流石と言わざるを得ない。
カジュアルな雰囲気も程よく、早くも中目黒のシンボルともいえる存在だ。

オリジナルピルスナー「プリンツィンガー」¥810。手作りで皮のパリッと感がたまらない「ソーセージ5種盛り」¥2,970


手前にある1席のみのテラス席は、心地よい夜風を浴びながら過ごせる人気の特等席。予約も可能だ。恵比寿勤務のOLや外国人客で日々賑わいをみせている
国内のレアなクラフトビールが揃う
『101 TOKYO』
恵比寿に数あるビアバーの中で、今最も盛り上がっているのが『101 TOKYO』。
奥行きのある細長い店内は手前がテーブル席とスタンディング。金曜の夜ともなればゲストDJがさらにフロアを盛り上げ、ビールと音楽を楽しむ人たちで熱気に溢れる。
渋谷橋の真横にあり、リバーサイドに位置する。オープンエアな店構えもあって、店を覗く人が絶えない。

好きなビールを4種選べる「ビアフライト」¥1,600
12TAPあるビールは「T.Y.ハーバー」や「横浜ビール」、「箕面ビール」といった国内のクラフトビールが中心。
そんな有名ブルワリーに混ざって、奥多摩の「バテレ」を開店当初から採用するなどレアなマイクロブルワリーも押さえる。さらに、「ブルックリンラガー」といった、おなじみの海外ブランドも置く守備範囲の広さ。

看板メニューの「タコスプレート」¥1,900。ラムのクミン焼きと真鱈のフライをブルーコーンを練り込んだ香ばしいトルティーヤに挟んでいただく。スパイシーな味わいに、軽やかでモルトの効いた横浜ビールの「ピルスナー」¥1,000(M)が合う
様々な国の文化が入り混じる、多国籍感をイメージしたラインナップは料理にも通じる。
名物の「タコス」や、「バングラディッシュチキンカレー」などフードメニューもボーダレス。
インダストリアルな空間も相まった、東京の「今」を感じられるヒップなビアバー。この夏、足繁く通うことになりそうだ。

金曜夜の様子。不定期でDJイベントも開催されており、この日も賑わっていた


銀座の夜になじむ、黒漆喰の壁と木の格子戸が高級感漂うファサード。オーナーは高級宿やホテルのブランディング、デザインを本職とするデザイナー。こだわり尽くした店構え
和食に寄り添うビールを味わってみる
『暁タップス』
コリドー街近くに、異彩を放つ店構え。昨年12月にオープンして以来、銀座の大人たちを魅了しているのが、こちらの『暁タップス』だ。
近年、日本のクラフトビール界を面白くしているマイクロブルワリーのひとつで、コンセプチュアルなビール作りで個性を放っている。

ビールのタップは定番5種、シーズナルビール1種で、すべてオリジナル。苦味のあるホップ、シムコーの香りを楽しめる「暁ALE」やカラメルの少し焦げた様な香りの「暁BROWN」など。各種スモール¥700、ラージ¥1,200
一言で表すなら、?和食に合うビール〞。インパクトや苦み重視のクラフトビールに対し、暁タップスのビールはやさしいファーストアタックでなめらかな喉越し。
無濾過で作られる酵母の生きたビールは、まるで出汁を味わうような複雑な香りと旨みを楽しめる。

ワカメを食べて育った三陸産のあわびが絶品。「あわびのバター醤油ソテー」¥3,500は、副原料にワカメが入った「暁RED」とのマリアージュを愉しんで

「清流鶏とかぶのカルパッチョ」¥800。米酢と白醤油で漬け込んだ大粒のゴールデンマスタードが岩手県産清流鶏と淡泊なかぶのアクセントに
なかでも、暁タップスらしさを味わえるのが「暁RED」だ。ビールの副材料に、なんと岩手県産の天然ものの真崎わかめを使用。前味、中味、後味と風味の変化を段階的に楽しめ、最後の余韻は和食を食べたあとのようにさっぱり。
岩手県の漁港や生産者の食材を使った料理ともすこぶる相性がいい。またとない調和を一度、味わって欲しい。

天井が高く居心地抜群のカウンター。スタンディングスペースもあり、気軽に利用する女性客も多い。優しい味わいなので、ビールが苦手な人を連れていっても安心

店内奥のテーブル席は「暁」のカラーをイメージした壁が印象的。品のいい空間はデートにも最適。6人座れる広いテーブル席もあり
北参道と二子玉川から、新しく話題の2軒をご紹介!

店があるのはスナックやカレー屋が並ぶ、ビルの地下にある飲食フロアの突き当り
初めての人にもやさしくビールの魅力を伝える
『FAM333』
店を構えるのは、原宿と代々木の間に位置する明治通り沿いのビル地階。
最寄は北参道となる。ふらりと入れる立地とは言えないが、逆手に取ればこれぞ隠れ家。
夜が更けると、近隣のアパレルオフィスやデザイン事務所で働くファッション感度の高い人たちが、友人の家に遊びに来るような気軽さで訪れる。

ビール衣で揚げた「フィッシュ&チップス」¥1,100は、モルトビネガーでさっぱりと。有機ホップとオーガニック麦芽のラガービール、上馬ビールの「ヘレス」¥1,100(パイント)と一緒に
以前は渋谷のビアバーで働いていたマネージャーの佐々木 純さんを中心に、「お客さんとの会話や繋がりを重視した店を作りたい」とビール愛溢れるスタッフたちとともに昨年11月にオープン。
扱うビールは、三重の「上馬ビール」や「いわて蔵ビール」などのベテランブルワリーと、埼玉県志木市の「SHIKI BEER」や東村山市の「Distant Shores」などの、創業して間もない新米ブルワリーをバランスよくセレクト。

注ぎ手の絶妙な加減によって味も変化するハンドポンプ。麦の甘みやフルーティーな余韻を堪能できる
そして、TAPが並ぶカウンターでひと際存在感を放つのが、イギリスのビアパブを思わせるハンドポンプだ。
炭酸ガスを使わずに汲み上げるビールは、舌触りがなめらかで香りも芳醇。いつものペールエールやIPAも、よそとはひと味違う美味しさを体感できる。
扉を開けるまではやや緊張するが、入ってしまえば、その和やかなムードに馴染めるはず。
居心地のいい空間で、こだわりのビールを飲み比べしつつ、お気に入りを見つけたい。

マネージャーの佐々木さん。「ビールが苦手な人でも美味しく飲めるビールを提案します」

“家族のような空間を提供するクラフトビールバー”のコンセプトの通り、快活なスタッフが出迎えてくれる。日中は自家焙煎のコーヒーとともに朝9時からモーニング、昼にはランチを楽しめる“喫茶店”営業に


木目調の温かみのある空間。オリジナルのT シャツなどグッズも販売
世田谷生まれのホップは華やかな香り!
『ふたこビール醸造所』
京町屋を思わせるモダンな建築の「柳小路南角」に、昨年秋に誕生した『ふたこビール醸造所』は、世田谷産のホップを使用したビールが自慢。
東京生まれのブルワリーの中でも、都心で地産にこだわったクラフトビールを醸造するブルワリーはかなり希少だ。
店主いわく「小さいけれど世界一地価の高いホップ畑(笑)」と揶揄する瀬田の畑で収穫するホップは、柑橘系アロマの華やかな香りが特徴。
フラッグシップの「ふたこエール」はその特徴をバランスよく味わえるペールエール。おかわりしたくなるスッキリした飲み口が、飲み手を選ばず人気だ。

この夏から店内のタンクで新フレーバーのビールを醸造予定
そのほか、世田谷区宇奈根の名を冠した「ウナネペールラガー」や、用賀の「ウッドベリー・コーヒー・ロースターズ」監修のコーヒースタウトなど、世田谷色満載のオリジナルビールと、ゲストビールの6種類。
いずれも根強いファンが多い。休日も昼から営業しているので二子玉ショッピングの際に立ち寄ってみて。

スッキリした味わいのセッションエール「フタコエール026」レギュラー¥694。数量限定の「尾山台だだちゃのハムと香取農園新鮮お野菜盛り合わせ」¥1,100

「じっくり火入れした厚切り豚のポークソテーと旬野菜」¥1,380

ブルワリーが次のブルワリーを紹介する「いいとも形式」でリレーされる「旅するビール」。この黒板を楽しみにする人も多い

仕事帰りに立ち寄る地元に住む常連客が多い。大人な客層の程よい賑やかさが心地よい
