Twitter、投稿への位置情報タグ付けを廃止。理由は使われていないため
Twitterが、投稿時に位置情報を一緒に共有できる位置情報のタグ付け機能を削除すると発表しました。理由は、ほとんど使われていないため。機能を削除し、ツイート体験を単純化するのが目的とのこと。
位置情報のタグ付けでは、投稿時に「東京都千代田区」のような大まかな住所や、施設名などを追加して投稿が可能でした。自分がどこにいるのかを知らせたり、同じ場所にいる人と繋がりたいような場合には便利そうですが、実際にはほとんど使われていなかったようです。
ただし、この機能が全く使えなくなるわけではなく、Twitterアプリのカメラ機能から投稿する場合には、引き続き位置情報のタグ付けが可能です。なおTwitterは、ツイートへの位置情報付加とは別に、Twitter側がユーザーの位置情報を収集しています(設定でユーザーが許可している場合)。これは、場所に基づいたおすすめ情報などを提供するため。こちらの機能は引き続き有効です。
Twitterは、先日もガイドラインを簡略化していましたが、何事もできるだけシンプルにする方針をとっているようです。ユーザーにとっては、使わない機能でゴテゴテするよりも、シンプルになったほうがありがたいのは確かです。
ちなみに、この告知に対するTwitterへのリプライには、「モバイルアプリで投稿端末を表示する機能もいらない」との意見が出ています。これがなくなれば、自社端末をアピールする投稿をiPhoneから行っていた......などの事態がバレることもなくなり、余計な騒動が減るのかもしれません。
位置情報のタグ付けでは、投稿時に「東京都千代田区」のような大まかな住所や、施設名などを追加して投稿が可能でした。自分がどこにいるのかを知らせたり、同じ場所にいる人と繋がりたいような場合には便利そうですが、実際にはほとんど使われていなかったようです。
Most people don't tag their precise location in Tweets, so we're removing this ability to simplify your Tweeting experience. You'll still be able to tag your precise location in Tweets through our updated camera. It's helpful when sharing on-the-ground moments.
- Twitter Support (@TwitterSupport) 2019年6月18日
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