前々回記事はJR四国の鉄道事業が置かれた苦しい経営環境について、前回記事では持続的な経営を可能とする「稼ぐ力」の獲得と、その前提となる非鉄道事業の成長戦略を取り上げた。しかし、いくら非鉄道事業が成長しても、本業たる鉄道事業の出血が止まらなくては立ち行かなくなる。前回記事に引き続き、最終回となる今回は、決して黒字にはならないが、同社の経営自立のカギを握る鉄道事業の今後を考えたい。(鉄道ジャーナリスト