高齢者による交通事故が多く報道される中、運転免許の返納者が増えている。警察庁によると、2018年は42万1190人、このうち75歳以上の高齢者が占める割合は約70%にのぼった。返納した人々の新たな交通手段の一つとして、免許の必要がない電動車いすへの注目が高まっている。(取材、浜松・竹中初音)「浜松地区以外でも購入者が増えてきている」。高齢者向け電動車いす「セニアカー」を展開するスズキの子会社、