インタビュー:宅麻伸「53歳で、また新たな物に触れた」
テレビドラマ「課長島耕作」や、「法医学教室の事件ファイル」シリーズで人気を博し、渋みのある大人の魅力を発揮する俳優・宅麻伸。エリートサラリーマンから、父親まで幅広い役柄をこなす。今回、宅麻が挑戦したのは50代の男5人が高校生時代のバンドに再び集結し、コンテスト出場に向けて練習するという、大人の青春ストーリー「僕らのワンダフルデイズ」だ。竹中直人を筆頭とした、メンバーが実際に楽器を演奏するシーンが感動を誘うが、宅麻は未経験からギターを練習したという。「この映画に出て、何でもチャレンジしてみたくなった」と笑顔で作品への思いを語ってくれた。
――作品を拝見して、50代の男性がもう一度青春を取り戻すというストーリーは、暖かくて、とても現代的に感じました。最初にオファーをいただいた時に思った感想を教えてください。
――実際に未経験からギターを練習したということで、苦労されたと思います。
――監督からこういった男を演じて欲しいっていうアドバイスは受けられたんですか?
――この作品は個性的なキャストも魅力的ですね。
――印象に残っているエピソードはありますか?