日本勢23人が挑む全米女子オープン 松山英樹24年VのリビエラCCに潜む“難芝の罠”
全米女子オープンが開幕した。
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会場のリビエラCC(6699ヤード・パー71)で女子のトーナメントが行われるのは今回が初めて。タイガー・ウッズがホストを務める米男子ツアー「ジェネシス招待」の開催コースとして知られ、2028年「ロサンゼルス五輪」の会場にも決まっている。
「リビエラ」といえば、日本のファンに強烈な印象を与えたのは、24年のジェネシス招待で優勝した松山英樹だろう。最終日は首位に6打差7位から発進。3度の3連続バーディーで大会コースレコードの62をマークした。通算17アンダーは2位に3打差をつけての大逆転劇だった。
松山はこの大会、4日間で1イーグル20バーディーを奪っている。スクランブリング83.33%(パーオンしなかった時にパーかバーディーで上がる率)は出場選手中1位。バーディーを取る一方で、スコアを落とさなかったことが勝因だったことがわかる。
「それは今大会でも同じです」と、男子ツアーでの取材経験がある吉川英三郎氏(ゴルフライター)が言う。
「リビエラのフェアウエーは、アップダウンが激しかった昨年の会場(エリンヒルズ)とは違い、やや狭いものの比較的フラットなホールが多い。グリーンも小さく、飛距離よりもショットの正確性が求められる。このコースの難しいところは、海風とキクユ芝のラフ。それにポアナ芝のグリーンです。ポアナのグリーンは、芝が伸びる午後になるとポコポコ跳ねたり、ライン通り転がらない。そこに悩み出したら打てなくなります」
ラフも厄介だ。吉川氏が続ける。
「葉が太く、粘りのあるキクユ芝のラフは距離感が難しく、グリーン回りからでも簡単には寄りません。練習日にクラブヘッドの入れ方や抜き方など、どれだけ会得できるか。メジャーセッティングですから多くのバーディーを取ることは難しい。いかにボギーを減らすかがカギ。今回は慣れない芝への対応力が問われます」
史上最多の23人が出場する日本勢は上位争いできるか。
