郵便料金、早ければ来年度中に平均20円程度値上げ…郵便物の減少に歯止めかからず
日本郵政の根岸一行社長は15日の記者会見で、郵便料金について「早ければ2027年度中にも値上げを行いたい」との方針を明らかにした。
はがき(85円)や定形郵便物(110円)などを平均20円程度引き上げることを想定している。値上げすれば、24年10月以来となる。
郵便事業は、デジタル化の進展で郵便物が減少を続けている。郵便・物流事業の本業のもうけを示す営業利益は、25年度が118億円の赤字で、28年度は1730億円の赤字に悪化する見込みだ。日本郵政は27年度に平均20円程度の値上げを実施すれば、28年度は230億円の黒字になるとしている。
今国会で郵便法改正案が成立すれば、料金改定は日本郵便が申請して総務相が認可する仕組みに変わる。日本郵便は法改正などを踏まえ、申請する具体的な値上げ幅を検討する方針だ。
