ヘンリー王子(ロイター)

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 ヘンリー王子が創設した「インヴィクタス・ゲームズ」は来年に英バーミンガムで大会が開催されるが、理事会で最も重要なメンバーの1人が辞任したことが分かった。英紙デーリー・メールが13日、報じた。

 辞任したのは女性評議員のメロニー・プール氏で、来年バーミンガムで開催されるインビクタス・ゲームズを実施するために設立された慈善団体である「インヴィクタスUK2027 Ltd」の理事会の副会長も務めていた。

 メロニー氏は、各分野で重職を担っており、商業分野と公共サービスの両方で法務の専門知識を活かした長く輝かしいキャリアの中で、以前はヘリテージ・ロッテリー・ファンドで重要な役割を果たしたほか、ナショナル・ロッテリー・チャリティーズ・ボードの地域委員会の理事長も務めた。現在、フローレンス・ナイチンゲール財団の理事長を務めている。

 同氏の才能は非常に高く評価され、2015年には国防省から新たな軍隊協定基金の設立と運営を依頼され、当基金を独立した慈善信託団体にまで発展させた。

 24年12月からメロニー氏の協力を得られたことは、インヴィクタス・ゲームにとって大きな成果となった。同団体の広報担当者は「メロニー氏は、フローレンス・ナイチンゲール財団をはじめとする他の活動に専念するため、辞任を決意しました」と語り、彼女の「幅広いリーダーシップ経験」が来年の財団設立に不可欠だったと無念の意を表している。ヘンリー王子も同氏の辞任にショックを受けているという。辞任の理由は明らかにされていない。

 ヘンリー王子は昨年、アフリカの孤児を支援するために06年に共同設立した慈善団体センテバレのパトロンを辞任した際も明らかに動揺していた。25年初頭、同団体の会長であるソフィー・チャンダウカとの関係が「修復不可能なほど」悪化したと判断したため辞任に至っている。