【決算】ダイニチ工業 2026年3月期は営業利益31%増 コスト削減と高収益商品シフトが奏功
新潟市南区に本社を置くダイニチ工業は13日、2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の決算短信を発表しました。
2026年3月期の決算を発表したダイニチ工業。
売上高は200億8400万円(前期比0.9%増)と前期並みにとどまった一方、営業利益は18億1300万円(同31.3%増)、経常利益は20億8100万円(同32.4%増)、当期純利益は15億500万円(同29.7%増)と、利益面では大幅な改善を果たしました。
同社は、高収益商品の構成比上昇、原材料などのコスト上昇分の販売価格への転嫁、そして販売費・一般管理費の前期以下への抑制を利益拡大の主な要因として挙げています。1株当たり当期純利益は93.03円(前期71.74円)となりました。
セグメント別動向は以下の通りです。
・暖房機器:売上高134億200万円(前期比1.1%減)。12月以降の気温高止まりが影響しました。
・環境機器:売上高50億6600万円(同0.3%増)。加湿器の高単価商品が伸長した一方、空気清浄機と燃料電池ユニットは減少しました。
・その他:売上高16億1500万円(同24.9%増)。コーヒー機器の好調と加湿器フィルターの大幅増販が寄与しました。
2027年3月期の業績予想は、売上高205億円(前期比2.1%増)の一方、設備投資・開発投資の増加などを背景に、営業利益13億円(同28.3%減)、当期純利益12億円(同20.3%減)を見込んでいます。
期末配当は1株当たり28円(前期22円)に増配し、年間配当金の総額は4億5300万円となります。
定時株主総会は6月25日に開催予定です。
