インドの医学部統一入試、「予想問題」が流出していた疑いで試験無効に…220万人もの受験生が困惑
【ニューデリー=青木佐知子】インドの国家試験庁は12日、今月3日に全国で行われた大学医学部の統一入試で、事前に問題が流出した疑いがあるとして、試験を無効にすると発表した。
受験競争が激烈なインドで医学部は人気の進学先で、約220万人の受験生は困惑している。
印民放NDTVによると、北西部ラジャスタン州で見つかった「予想問題」は、化学と生物の約300問のうち、135問が実際の試験問題と一致した。類似の問題集はインターネット上でも出回っており、捜査当局が詳細を調べている。
入試は通常、年に1度だけ実施されるが、同庁は「現行の試験手続きの継続は容認できない」として、近く再試験の日程を発表する。全国の医学系の学部の定員は約13万人という狭き門で、この試験の結果で合否が決まる。試験の中止を受け、首都ニューデリーなどでは学生らが政府への抗議デモを行った。
