タマディックは、2017年から「株式会社タマディック健康宣言」を制定し、社員の健康課題の把握と必要な施策を検討することで、心と身体の健康づくりを支える職場環境を推進している。今年から「All for Well Engineer Life」をコンセプトに掲げた新オフィスが稼働開始することを背景に、昨年には、エンジニアがよりよく働ける環境づくりを追求する健康経営の取り組みの一環として、「タマディック健康経営研究所」を発足した。今回、同研究所の活動として、全国の20代〜50代の会社員800名を対象に「仕事とサウナに関する意識調査」を実施した。

同社では、2021年11月に竣工した「タマディック名古屋ビル」に設置された駐日フィンランド大使認定のオフィスサウナ「LUOVA SAUNA」など、健康経営施策の一環としてオフィスに社員が利用できるオフィスサウナを導入している。今回実施した「サウナと仕事に関する調査」では、サウナが仕事に与える影響や、オフィスサウナの利用希望度について調査を行った。


まず、「社内外の仕事関係者と親睦を深める際、『飲み会・会食』と『サウナ』では、どちらがより魅力的なコミュニケーション手法だと感じるか」と尋ねたところ、サウナに入る層のうち、20代においては「サウナ派」が46.9%、「飲み会・会食派」が38.9%と、「サウナ派」が「飲み会・会食派」を上回る結果となった。全体では「サウナ派」が32.3%、「飲み会・会食派」が46.5%、「どちらともいえない」が21.1%となり、社内コミュニケーションの定番とされる「飲み会・会食」だけではなく「サウナ」をコミュニケーション手法として捉えている人が一定数存在することがわかった。特に「若者の飲み会離れ」を背景に、若い世代では飲み会・会食に代わる新たな業務コミュニケーション手法としてサウナを重要視する傾向があることが明らかになった。

さらに、「サウナが仕事にポジティブな影響を与えたことがある」と回答した人においては、「サウナ派」が56.6%と過半数を超え、自らの経験を踏まえ、サウナが仕事上でのコミュニケーション増加や関係性の構築に役立つと考える人が多いことが示唆された。


コミュニケーション手法としてサウナが魅力的であると感じる理由を聞くと、「お酒の勢いではなく心身がリラックスした状態で本音が話せる」(57.9%)、「役職や年齢に関わらずフラットに対話ができる」(38.8%)が回答として多く、リラックスした状態でフラットに会話ができるサウナがコミュニケーションの場として求められていることがわかった。


「サウナが仕事にポジティブな影響を与えたと感じたことがあるか」と聞いたところ、サウナに入る層のうち、「ポジティブな影響を与えたことがある」割合は50.8%となった。世代別で見ると20代が60.5%、30代が60.1%にのぼり、特に若い世代でサウナが仕事に良い影響を与えていることが判明した。

具体的な影響としては、「疲労や肩こりなどの症状が改善した」(56.6%)、「仕事後にリフレッシュできた」(41.5%)など身体的・心理的なリラックス・リフレッシュに関する影響が多く見られた。さらに、「新たなアイデアや考えが浮かんだ」(15.8%)、「仕事関係の人とコミュニケーションができた」(7.7%)と具体的に業務内容に関連する良い影響を感じている人も存在し、サウナが仕事にさまざまな好影響を与えている現状が明らかになった。


「オフィスに同僚等との交流を深めることを目的としたオフィスサウナがあったら使いたいと思うか」と聞いたところ、「使いたい」と答えた人は全体の49.0%にのぼった。20代では65.3%と6割を上回り、また男性では69.8%、女性では61.5%と、一定の男女差はあるものの、男女問わず若い世代に高い傾向であることが明らかになった。福利厚生や健康経営施策の一環として、オフィスにサウナを設置することが一定程度従業員から求められており、採用にも好影響をもたらす可能性があることがうかがえる。


また、「オフィスサウナは、仕事の生産性向上に好影響を与えると思うか」と聞いたところ、「与えると思う」と回答した人は全体の45.0%に。20代では58.2%、30代では56.4%と過半数にのぼり、オフィスサウナが単なるリラックスやリフレッシュだけではなく、業務の生産性にも好影響を与える可能性が示唆された。

今回の調査では、20代・30代の若い世代を中心に、多くの人がサウナ入浴が仕事に好影響を与えていると感じていることが明らかになった。また、サウナがライフスタイルの一環として定着が進むなか、福利厚生や健康経営施策の一環としてのオフィスサウナという選択肢が従業員から企業に求められていることも示唆される結果となった。

タマディック健康経営研究所は、今後も日本で働く人がよりウェルビーイングを実感できる社会の実現を目指し、健康経営に関する有益な情報発信と、実効性のある環境づくりの提言に努めていく考え。


なお、「タマディック名古屋ビル」の8階にあるオフィスサウナ「LUOVA SAUNA」(ルオバ・サウナ)は、ビルと同じく世界的建築家・坂茂氏に設計を依頼したという。社員が終業後のリフレッシュやレクリエーション、取引先との商談などに使用している。サウナを通した社員の健康およびワークライフとウェルビーイング向上のための取り組みが評価され、2021年11月に日本で初めてフィンランド大使からオフィスサウナとして認定されている。“LUOVA”は、フィンランド語で「クリエイティブ、創造的」を意味する。

[調査概要]
調査期間:3月6日(金)〜3月13日(金)
調査テーマ:仕事とサウナに関する調査
調査対象者:全国の20代〜50代の会社員800名
調査方法:インターネット調査

タマディック=https://www.tamadic.co.jp/