国際大会制した中国バイクブランド、次世代ライダー育成の追い風に

【新華社西安5月10日】中国のスポーツバイクブランド「張雪機車(ZXMOTO)」が今年3月にポルトガルで開催された世界スーパーバイク選手権(WSBK)で優勝したニュースは、国内でバイクブームを巻き起こし、若者のモーターサイクルスポーツへの関心を高めた。
陝西省西咸新区でメーデー連休(1〜5日)期間中、秦漢オフロードモトクロス・サーキットリーグが開催された。会場では鮮やかなヘルメットやゴーグル、レーシングスーツに身を包んだ多くの若手選手が、サーキットを華やいだ雰囲気に変えていた。「張雪機車」の創業者・張雪(ちょう・せつ)さんは息子の張縕天(ちょう・けいてん)さんとレースに参加、モーターサイクルスポーツへの熱意と情熱を示した。
大会は成人向けクラスの他に、青少年や子どもを対象に5クラスが設けられた。若手ライダーは100人以上が参加し、全出場者の半数以上を占めた。

今回の大会開催に当たり初めて使用された「秦漢オフロードパーク」は、国際大会の基準に沿って新設された陝西省初の本格的なオフロードモトクロス専用サーキット。敷地面積は35ムー(約2.3ヘクタール)、プロ仕様のオフロードコースのほか、レセプションセンターや整備施設、ガレージなどを備える。15ムー(1ヘクタール)の駐車・パドックエリアも併設し、大会開催に必要な条件を満たしている。運営側は今後、各地のオフロードバイククラブの誘致も進め、中国で影響力を持つオフロードパークを構築する計画という。
サーキット責任者は、今大会には一流のライダーやコーチ、装備、メーカーなどが集結し、青少年や子どものライダーにとって大きな刺激となり、現場で学び、見学できる貴重な機会になったと話した。
女子部門に出場した12歳の路棣棠(ろ・ていとう)さんは「世界トップブランドのドゥカティが発表した新型モトクロスバイク『Desmo450 MX』や『張雪機車』の新型『MX250』を見ることができた。どれもすごくかっこよくて性能も素晴らしい」と興奮気味に語った。
多くのモーターサイクルスポーツ関係者は、優れたレーサーやサプライチェーンに関わる製造企業を育成する土壌が形成されつつあると見ている。(記者/邵瑞、李一博、孫正好)









