球団通算5000勝を達成し、記念ボードを手にポーズを決める万波(左)と北山(撮影・中島達哉)

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 「日本ハム3−0オリックス」(3日、エスコンフィールド)

 大砲の豪快な一発が、節目の球団通算5000勝に花を添えた。日本ハム・万波中正外野手が両リーグ最速となる10号ソロ。「1本でも多く打てればやっぱりいい。素直にうれしく思いますね」と頰を緩めた。

 2点リードの六回2死。九里の内寄りに甘く入ったチェンジアップを完璧に捉えた。左翼2階席の奥に消えてゆく特大125メートル弾を“確信歩き”で満足げに見送った。

 1日の今カード初戦で10試合ぶりの一発。毎試合前後に横尾打撃コーチと室内で打撃練習を行うが、その日は移動日試合の前にもかかわらず普段より長く約30分かけて修正に取り組んだ。その甲斐もあり、3試合で2本塁打を含む4安打&5打点。調子を取り戻した。

 両リーグ最速10号は23年以来自身3年ぶり。その時は、5月30日の49試合目での到達だった。今季は1カ月近く早い32試合目。「自分比で成長しているかどうかはすごく重要。自分の中で一番速く10号を打てたことはすごく価値があること」と大きくうなずいた。

 ゴールデンウイーク企画の小学生によるヒーローインタビューでは「背番号(66)と同じだけホームランを打って」とお願いされ「マジか!?俺の背番号、知ってるかな?」と苦笑。それでも「毎打席ホームランを打てたらいいなと思って野球をしているし、ちっちゃい子がそうやって期待してくれるような選手でいたい」と受け止めた。子どもたちが憧れるアーチを量産し、夢と勝利を届けていく。

 日本ハム・栗山英樹CBO「5000勝という大きな節目の勝利を刻んだこと、うれしく思います。その一部に、監督として関われたことに感謝していますし、今でも一つ一つの白星をはっきり覚えています」