警視庁

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4月28日15時頃、東京都世田谷区若林で「男性が連れ去られた」と警察に届け出があった。連れ去り時の状況は明らかになっていないが、男性は女性と住宅街を歩いていたところ複数人の男性によって連れ去られ、残された女性が警察に通報したという。警視庁は一時、緊急配備を敷き男性の行方を追っていた。その後、翌日の29日に連れ去られた男性が都内で発見された。男性に怪我はなく警察は「知人同士のトラブル」と見ている。

本ニュースは、ネットでの報道直後から「世田谷の住宅街で拉致事件発生」として大きな話題になり、特に無差別による「連れ去り行為」は老若男女問わず被害に遭う可能性があるため世田谷区内では緊張が走っていた。

結果として、「知人間でのトラブル」ということで事件性は特になかったわけだが、連れ去り事案に恐怖していた住民たちは「人騒がせな話だ」と怒りをあらわにしている人も少なくない。

前述の通り、「連れ去り」は複数人により一人の人間を拉致することになるため、人気のない場所で狙われたら最後、ほとんど抵抗することが出来ない。また、現実に誰かが連れ去り現場を目撃してしまった人もPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症するケースもあり「知人トラブルでも犯人には罪を重くすべきでは」「世間を騒がせた責任は取ってほしい」といった声が多い。現に「連れ去り行為」に関しては、世間からの反発は大きい。

2018年にはTBS系のバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の企画にて同番組のスタッフが東京都渋谷区恵比寿の路上である芸人を拉致するロケを行っていた際、本当の事件だと勘違いされ警察が出動し厳重注意を受けるというハプニングもあった。

それだけ、世間は「連れ去り行為」に対して恐怖しているということでもあり、やはり犯人には然るべき対応が必要だと思われる。