「お風呂も入れない…」更年期で苦しむ44歳女性を救った、夫の“意外な提案”とは? 夫婦の会話も一気に増えた
更年期障害の症状の一つに身体のダルさがありますが、そのせいでお風呂に入るのも大変だと感じてしまう場合もあるようで……。
今回は、そんな女性のエピソードをご紹介しましょう。
◆不調に悩まされる日々
専業主婦の佐藤舞香さん(仮名・45歳)は、44歳の頃から身体がダルいと感じる日が多くなり、動悸やめまいに悩まされるようになりました。
23歳の一人息子・瑛人くん(仮名)が就職を機に独立したため、舞香さんは夫の浩史さん(仮名・48歳/会社員)と2人暮らし。
「息子がいた頃は、ちゃんとご飯作って部屋も綺麗にしなくちゃと気を張って頑張れていたのですが、今は緊張の糸が切れてしまって。まるでやる気が出なくて、料理も簡単なものしか作らなくなってしまいました。私も浩史も、そんなに食べる方でもないので」
そのため、電車で30分程のところで暮らしている瑛人くんに「好物の酢豚かすき焼きを作ってあげようか?」と連絡をしては、ちょくちょく呼び出すようにしているそう。
「そうすると私たちも滅多に食べない、少し手の込んだ料理を味わえるし、やっぱり瑛人がいると話題が豊富で、賑やかに楽しく食事できるんですよね」
◆お風呂に入れず、ソファーで寝落ちすることも
夫の浩史さんとは決して不仲なわけではありませんが、食事を一緒にとった後は、それぞれ自室で自由に過ごすのが当たり前になっていました。
「育児に追われていた頃に何度か大喧嘩をしたことがあり、でも浩史も仕事で忙しく、私もいっぱいいっぱいで余裕がなくて。放置していたらいつの間にか夫婦の会話がなくなっていったんですよね。でもそのうちどうでもよくなって、今では特にわだかまりもないのですが……その時の延長線上で、今もそんなに話さないって感じです」
自分や浩史さんのためだけだと頑張れないのには、そんな背景もあったのです。
舞香さんは徐々に、簡単な料理すらわずらわしくなり、お惣菜やデリバリーが増えていきました。部屋も散らかったままで、掃除をしたくてもダルくて体が動かない。そんな日が増えていったそう。
「そのうちお風呂にも入れなくなってしまって。入ったら気持ちがいいのは分かっているのですが、その後にドライヤーをかけてスキンケアをしてと考えるととてもそんな気力は残っていなくて。化粧も落とさず、そのままソファーで寝てしまうこともよくありました」
◆夫からの意外な提案
そんなある日、また舞香さんがソファーで力尽きて寝ていると残業を終えた浩史さんが帰ってきました。
「そしたら、家事もろくにせず化粧も落とさないで寝ている私に、浩史が自分用に買ってきた牛丼を分けてくれたんですよ。それがなんだか嬉しくて。少し甘えた気持ちになり、つい浩史に『私は多分今更年期で、何をやるのもダルくて、お風呂に入るのも一苦労な状態で……』と自分の現状を愚痴まじりに話したんです」
すると浩史さんはじっくりと話を聞いてくれて「そうだったんだね。じゃあドライヤーとスキンケアは俺がやるから、今残ってる力は全部、身体を洗うことに使ってよ」と、お風呂を洗ってお湯を張ってくれたそう。
「まさかそんな風に言ってくれるなんて思ってもいなかったので、驚いてしまいました。そしてせっかくなのでゆっくりとお風呂に入らせてもらったんですよ」
◆久しぶりのスキンシップ

