女子個人総合 西山実沙の段違い平行棒

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 「体操・全日本選手権」(18日、高崎アリーナ)

 10月の世界選手権(オランダ)の代表選考会を兼ねて、女子個人総合決勝が行われ、昨年の世界ジュニア選手権で種目別床を制した高校1年生の西山実沙(15)=なんばク=が予選も含めた合計110・332点で初優勝を飾った。2位との差はわずか0・101点差だった。28年ロサンゼルス五輪に向けて新星が誕生した。

 予選1位通過の新星は跳馬で14・233点、段違い平行棒で14・100点のハイスコアをマーク。平均台は予選よりも伸ばせず、13・033点だったが、床をまとめきり13・400点で逃げ切った。

 優勝の瞬間、涙ぐんだ15歳はインタビューで「去年から優勝目指して練習してきた。目標に届いてうれしい気持ちでいっぱいです。最後の床は楽しもうと思って床に臨みました。練習の成果出せてうれしい」とはにかんだ。「世界選手権の代表になることが大きな目標。NHK杯もミスなく演技したい」と見据えた。

 パリ五輪代表の岸里奈(18)=戸田市スポーツセンター=は2位に終わり、20〜21年大会を制した村上茉愛以来となる連覇はならなかった。