原油高騰で影響は食品トレイにも スーパーの工夫は 鹿児島
中東情勢の影響の長期化が懸念される中、アメリカのトランプ大統領は、イランとの戦闘終結に向けた2回目の協議を今週末にも行う見通しを示しました。先行きが見えない中、原油価格の高騰や供給不安の影響は、県内のスーパーにも広がっています。
鹿児島市のスーパー「フレッシュフィールドなりざわ」です。ここでは100種類ほどの弁当や総菜を取り揃えています。
今、懸念されているのが…原油由来の「ナフサ」が原料となっている、トレイや容器の値上げです。
Q.値上げの話はもう来ている?
(有限会社なりざわ 成沢洋社長)「そうですね、もう値上げの案内が来ているので徐々に上がってくると思う」フタまで合わせて現在およそ20円ほどの弁当容器。今後は5円値上げされるといいます。
フレッシュフィールドなりざわでは、去年6月以降、総菜は値上げしていません。価格への転嫁を抑えるために工夫したのが…
(記者)「全然違う、圧倒的に軽い。けどしっかりしている」
従来より厚さが薄く、5円ほど安いトレイに切り替えています。
(有限会社なりざわ 成沢洋社長)「できるところはなるべく抑えていきたい」
消費者も節約志向強まる消費者も節約志向が一層強まっています。
(40代)「(値上がりが)続いていてもうそろそろかなと思っていたら、なかなか終わりが見えないので工夫をしながら節約している」
(70代)「全部(値上がり)、10円20円上がっている」
(60代)「安い時だけ買うのは」
食用油も値上げ取材中、総菜などの調理場では、あるテストが始まっていました。
(有限会社なりざわ 成沢洋社長)「油の劣化や酸化の頻度を抑えるための器具を試して、値上げをしないで済むようチャレンジ」
食用油の酸化を遅らせるという新たな器具を導入しました。
県内に4店舗展開するフレッシュフィールドなりざわでは、1か月で900リットルの食用油を使います。1缶およそ3600円だった油は、この半年で5000円近くにまで値上がりしました。
新たな技術で、食用油の使用量を少しでも抑える工夫です。
(有限会社なりざわ 成沢洋社長)「相場が(値上がりで)変わってしまう、私たちは翻弄されて大変な思いをしている。はやく平和な世界にもどってほしい」
私たちの生活を支えるスーパーでも先の見通せない日々が続いています。
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