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新開発のボディ・オン・フレーム採用

ヒョンデは、オフロード車の新たなコンセプトカーとして『ボルダー(Boulder)』を発表した。米国市場向けに開発が進められている新モデル群のデザインや性能を予告するものだ。

【画像】ボディ・オン・フレームのタフな本格SUV登場【ヒョンデ・ボルダー・コンセプトを詳しく見る】 全13枚

特筆すべきは、今後4年以内に発売予定の新型ピックアップトラックのベースとなる、新しいボディ・オン・フレーム構造を採用している点だ。ヒョンデによると、この新モデルはオフロード走行、牽引、積載能力に重点を置き、新たな顧客層の開拓を狙っているという。


ヒョンデ・ボルダー・コンセプト    ヒョンデ

ボルダー・コンセプトは南カリフォルニアにあるヒョンデの北米スタジオで設計され、「過酷な冒険」に対応するとされている。「アグレッシブ」なアプローチアングル、デパーチャーアングル、ブレークオーバーアングルを備え、人里離れたトレイルでの走行が可能だという。

デザイン責任者のイ・サンヨプ氏は、「多くのお客様から要望のあった、ダイナミックなオフロードライフへの四輪駆動のラブレター」と表現している。

キャビンには、扱いやすさを重視した大型のボタンやダイヤル式の操作系が多数配置されているほか、ピクニック用の折りたたみ式テーブルも備えている。リアウィンドウはパネル内に収納可能で、長い荷物も積載できる。

米国市場への「本気度」を表現

このボルダー・コンセプト自体が量産化される見込みはなく、開発中の新しいボディ・オン・フレーム採用モデルも米国市場に特化したものと考えられる。

ヒョンデはこのボルダー・コンセプトについて、米国向けに新モデルを設計・開発し、米国で生産した鋼材を用いて、米国で組み立てるという同社の理念を反映していると述べた。


ヒョンデ・ボルダー・コンセプト    ヒョンデ

しかし同時に、フォード・ブロンコ・ラプター、ジープ・ラングラー・ルビコン、ラム1500 TRXなどをはじめとする、成長著しいパフォーマンス重視のオフロード車という市場の一角を掴み取ろうとする意図も見て取れる。

ヒョンデ・モーター・ノースアメリカの社長兼CEOであるランディ・パーカー氏は次のように述べた。

「ボディ・オン・フレームのトラックは米国市場において中心的な役割を果たしており、お客様の仕事、探検、ライフスタイルを反映した新たな選択肢を提供するビジネスチャンスがあると見ています」

「ボルダー・コンセプトは、当社が米国のお客様のニーズと期待を中核に据えて、中型ピックアップトラックを慎重に開発していることを示しています」