10月26日は「デニムの日」日本の技術が生んだ世界に誇るファッション
「10月26日」。今日は何の日でしょう?答えは「デニムの日」!
国産ジーンズ発祥地から岡山デニムをアピール
10月26日は「デニムの日」です。世界中で親しまれている岡山県のデニム製品の素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことを目的として、岡山県のデニム・ジーンズ企業で構成される岡山デニム協同組合、岡山県倉敷市児島の児島ジーンズストリート推進協議会が制定しました。日付は「デ(ten=10)ニ(2)ム(6)」と読む語呂合わせから。記念日は2016(平成28)年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

色、デザインなどカジュアルに楽しめるジーンズ(photoAC)
現在、岡山発ジーンズメーカーの数は、正確にはわかりませんが数百を超えるとされています。有名なところでは桃太郎ジーンズ、ジャパンブルージーンズ、ジョンブル、ビッグジョン、ベティスミス、ボブソンなど。そして、児島には、個性あふれる商品を扱うジーンズメーカーのショップが軒を連ねる約400メートルジーンズストリートがあります。

JR児島駅から徒歩約15分、「旧野粼家住宅」から野粼の記念碑まで約400メートル続く児島ジーンズストリート(photoAC)
生地・染色・裁断・縫製・風合い・デザイン、そして高い技術力とこだわりのものづくりが魅力の「岡山デニム」「岡山ジーンズ」をアピールすべく、「デニムの日」には、国産ジーンズ発祥地でもある児島地区や児島ジーンズストリートでイベントなどが実施されます。
生地・縫製・加工、すべてが日本品質に
児島は古くから「繊維の町」として栄え、学生服の生産が盛んでした。しかし1963(昭和38)年以降、徐々に学生服の生産が減少すると、学生服を扱っていたマルオ被服(現:ビックジョン)が、新たにジーンズ開発に取り組みます。1965(昭和50)年に国産第1号のジーンズが完成。世界初の洗い加工を開始しました。
当時のデニム生地はアメリカからの輸入に限られており、その品質は硬くゴワゴワではき心地もいまいちでした。しかし、今後ジーンズが世界的なファッショントレンドとなると考えた倉敷紡績(クラボウ)が、デニム原糸の研究に取り組み、国産のデニム生地を生産します。

生地・縫製・加工まですべてが日本品質(photoAC)
こうして「生地・縫製・加工」という工程がすべて岡山県内でできるようになり、日本品質のジーンズが誕生しました。そのクオリティの高さは世界から認められ、今では国際的にもデニム・ジーンズの聖地となっています。
穿き込むほどに味わい深くなるデニムの風合い
もともとは19世紀にアメリカのゴールドラッシュで金鉱を掘るワーカーたちが着るタフな作業着として誕生したジーンズは、日本ならではの伝統技術と繊細な手仕事を経て、個性的なファッションアイテムとなりました。

味わい深いテクスチャーに経年変化する(photoAC)
中でも、岡山ジーンズの最大の魅力は、穿き込むほどに変化するデニム生地の色合いだといいます。これは伝統的な「藍染め」に、デニム糸の中心部は白色をキープしたまま染め上げる「芯白」という技術から生まれるもので、着用や洗濯を繰り返すうちに独特の味わい深い風合いとなります。

ジーンズは誰にでも取り入れられる手軽でおしゃれなファッションアイテム(photoAC)
今では大人から子供まで、そして性別や国を問わず親しまれているジーンズ。カジュアルなものからヴィンテージものまで、変わらず多くの人に愛用される最強のファンションアイテムです。
