【イライラにおすすめ】薬剤師が厳選した市販薬9選
『イライラする』症状について
イライラというのは、誰でも感じたことのある症状でしょう。
ただし、日常で感じるイライラは必ずしも病的なものではなく、一時的な感情であることも多いはず。 今回触れていくのは、このような一時的なイライラではなく、繰り返したりずっと続いたりする、生活に支障を起こすイライラ症状とその対処法についてです。
症状に当てはまる状態とは
イライラを改善したいと思ったとき、どのようなイライラが起こるのか、また何が引き金かということを考えるのは重要なことです。 「ちょっとした音や声にイライラしてしまう」などの過敏と考えられるイライラの場合、日常生活に常に支障をきたしてしまっているでしょう。 イライラにお悩みの方は、日常的に何らかのストレスを抱えていることがほとんど。ストレスを上手に解消できる方ならばうまくイライラと付き合っていけるかもしれませんが、そうではない場合はどんどん精神的に追い詰められていってしまうことも多いです。 繰り返すイライラに苦しんでいる方は、受診やセルフケアを視野に入れるのがおすすめです。
イライラ症状の原因と予防
イライラを起こす原因はさまざまですが、もっとも多いのはストレスと考えられます。 現代社会では、自分の考えた通りに行かないことがほとんどで、そのギャップが不快感・ストレスとなって人の心に住み着きます。思い通りにいかないことは仕方ないことなのかもしれませんが、ストレスを溜めすぎないように上手に発散していくことが必要でしょう。 また、ストレス以外にもイライラの原因は存在します。認知症に伴うものや、女性ホルモンの変動に伴うもの(更年期障害・PMSなど)など、ライフステージや性別でその原因はさまざま。これらの場合、適したセルフケアのほか専門医と相談して対策を練っていくことも、予防行動につながります。 イライラ症状の緩和ケア方法
イライラ症状を改善するには、まずは原因をしっかり把握することです。 日常的なストレスのみが原因なのか、更年期障害や生理前のイライラが絡むのかなど、イライラの原因を分析してみましょう。 原因によって、趣味でストレスを発散すべきなのか、休職すべきなのか、漢方や薬膳などを用いてホルモンバランスを整えるのかなど、セルフケアの道筋が見えてきます。道筋が見えてきたら、まずは無理のない範囲で実行してみてください。 ただし難しい方法を選んで、それでストレスを溜めてしまうのでは本末転倒。ご自身の手が届く範囲の行動を心掛けましょう。 また、セルフケアができない程度の激しいイライラ症状の場合は専門医への受診がおすすめ。この受診の目安については次項で紹介します。 受診の目安
受診の目安の1つとして、「日常生活に支障が出る」という状況があります。 たとえば「イライラが原因で仕事に行けなくなってしまった」「繰り返し怒鳴りつけてしまったせいで家族が出て行ってしまった」という、ご自身のイライラが原因で日常生活を送るのが困難になってしまったケースは、心療内科や精神科を受診するのがおすすめ。また、頭痛や嘔吐、食欲不振などの身体症状を伴う場合も同様です。 心療内科や精神科というと敬遠されてしまう方も多いですが、イライラ症状の原因を探ることができる特別な検査を受けることが可能で、ご自身のイライラにあった処方薬を処方してもらうこともできます。イライラでどうしようもなくなってしまったときには、早めに受診をしましょう。 薬を選ぶ時に押さえておきたいポイント
「イライラ症状はあるものの、病院に行くまでもないかな…」という方のセルフケアの手助けになるのが、市販薬です。精神科や心療内科で処方されている薬よりは効果は緩やかで、依存性の心配もほとんどないものなので、セルフケアに使用することができます。
ただし、やみくもに選んで服用していいものではありません。イライラの原因もさまざまなものがあり、対策すべき原因がそれぞれ異なるからです。 ここではイライラ症状に適した市販薬の選び方を紹介していますが、誤った薬を選ばないためにも、ご自身で選ぶのに不安を感じたら薬剤師や登録販売者などの専門スタッフに相談して、一緒に選んでもらうのがおすすめですよ。
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すぐに怒ってしまう方には鎮静効果のある成分配合の薬
「ちょっとしたことでイライラしてしまう」「すぐに怒ってしまってコミュニケーションに支障がある」という症状にお悩みの方におすすめなのが、鎮静効果がある薬。市販薬の中でも、即効性のある薬からハーブ由来の優しい効き目の薬まであります。 即効性のある薬は便利ですが、その反面習慣性や眠気が出やすいというデメリットも。購入に一定の制限を設けているお店もあります。習慣性や眠気が気になる場合は、効き目が緩やかでもハーブ由来のものを選んでみるという手段もおすすめです。 もちろん場面に応じて使い分けしていただくことも可能ですので、ご自身の生活リズムや症状に合わせて選ぶのが重要です。 気持ちが高ぶって落ち着けない方には漢方薬がおすすめ
気持ちが高ぶってしまうことにお困りの方におすすめなのが、漢方薬です。漢方薬の中には古くから精神不安や気分の高ぶりに処方されてきたものがあり、それらは現代でも変わらず使われています。
本来漢方薬は煎じるのが主流ではありますが、サッと服用できるエキス顆粒として販売されているので負担なく服用できるのが特徴。エキス顆粒でも漢方特有の風味が気になって飲めない方の場合は、エキスをさらに錠剤に加工したタイプもおすすめです。 漢方は1日2~3回服用して続けていくものが多いため、ご自身が飲みやすい剤型を選ぶのがポイント。種類が多く選びにくいと思ったら店舗の薬剤師や登録販売者に相談してみてくださいね。
生理前にイライラしてしまう方にはPMS対策薬
生理前のイライラは、他のイライラの原因と異なる理由が考えられます。それは、PMS(月経前症候群)。このPMSの原因ははっきりわかっていませんが、生理前に女性の体で起こる「エストロゲン」「プロゲステロン」というホルモンの急激な減少が関わっているのではないかと考えられています。 イライラだけでなく、頭痛やだるさなどの症状が起こる方も。市販薬の中には、このPMS対策の薬が存在します。 要指導医薬品(薬局やドラッグストアで薬剤師が販売するのが必須の薬)に指定されているもの、気軽に購入できる漢方薬などさまざまな薬が販売されているため、ニーズに合わせて選択してみてくださいね。
