為替相場まとめ9月8日から9月12日の週
(12日)
東京市場は、ややドル買いが優勢。ドル円は朝から昼過ぎにかけてドル高・円安が進行し、147.55付近の高値をつけた。前日の米CPI発表後のドル売りに対する調整や、日経平均の上昇に伴うリスク選好の円売りが広がった。その後は高値から調整が入り、147.30付近まで下落した。クロス円も同様に上昇後、円買いに押される展開となった。ユーロ円は173.02付近、ポンド円は200.00付近をつけた後に値を下げた。ユーロドルやポンドドルは、ドル買い優勢の中で上値の重い展開が続いたものの、大きな動きにはならなかった。ユーロドルは1.17台前半、ポンドドルは1.35第後半から半ばで推移。ユーロ対ポンドでは、ややユーロが買われた。昨日のECB理事会を経て、当面のECB金利据え置き観測が広がった。
ロンドン市場は、円売りが優勢。ドル円、クロス円ともに上昇している。ただ、来週の日銀決定会合関連の材料は特段みられず。自民党総裁選に関する共同通信の世論調査で、高市氏の優勢が報じられており、円売りにつながった面も指摘される。ドル円は147円台前半から一時148円目前まで買われたが、大台乗せには至らず147円台後半で推移している。クロス円も堅調。ユーロ円は172円台後半から173円台半ばへ、ポンド円は199円台後半から200円台半ばへと買われている。豪ドル円は98円台前半から半ばへと上昇。欧州株や米株先物・時間外取引は調整に押され気味となっている。ドル相場は方向感なく振幅。ユーロドルは1.17台前半から半ば、ポンドドルは1.35台前半から後半で振幅するなど前日の値動きに調整が入る格好となっている。週末、特に日本勢は三連休を控えている。このあとのNY市場ではミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表される。
NY市場でドル円は序盤に一時148円台に上昇したものの、後半に147円台半ばに伸び悩む展開。米国債利回りが上げ幅を縮小したこともドル円を圧迫しているようだ。ドル円は21日線を挟んでの上下動が続いており、100日線と200日線の間でのレンジ相場に変化はない。先週から今週にかけての雇用とインフレの指標とを経て、市場は来週のFOMCでの利下げを期待から確信に変えている。ただ、一部で観測されている0.50%ポイントの大幅利下げはないと見られているようだ。その確率は10%以下となっている。
