AIコーディングツール「GitHub Copilot」で大規模言語モデルとして「OpenAI o1-preview」「OpenAI o1-mini」「Claude 3.5 Sonnet」「Gemini 1.5 Pro」が利用可能となることが明らかになりました。GitHub CopilotでOpenAI以外の言語モデルが利用可能になるのは初めてのことです。

Bringing developer choice to Copilot with Anthropic’s Claude 3.5 Sonnet, Google’s Gemini 1.5 Pro, and OpenAI’s o1-preview - The GitHub Blog

https://github.blog/news-insights/product-news/bringing-developer-choice-to-copilot/

Claude 3.5 Sonnet on GitHub Copilot \ Anthropic

https://www.anthropic.com/news/github-copilot

Gemini Models on GitHub Copilot | Google Cloud Blog

https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/gemini-models-on-github-copilot?hl=en

GitHub CopilotはVisual Studio CodeやVimなど複数のテキストエディタやIDEに対応したAIコーディングツールです。GitHub Copilotの初期版では内部モデルとしてOpenAI製の「Codex」を採用し、その後も「GPT-3.5」「GPT-3.5 Turbo」「GPT-4」「GPT-4o」といったOpenAI製の新モデルへとアップデートを繰り返してきました。

2024年10月29日(火)に、GitHubはOpenAIの推論能力特化モデル「OpenAI o1-preview」と「OpenAI o1-mini」をGitHub Copilotで利用可能にすることを発表しました。さらに、Anthropicの「Claude 3.5 Sonnet」やGoogleの「Gemini 1.5 Pro」への対応も発表し、OpenAI以外のモデルもGitHub Copilotへ積極的に取り込んでいくことを表明しました。

4種のモデルは最初にCopilot Chatで展開され、後に他の機能にも展開されます。OpenAI o1-previewとOpenAI o1-miniはすでに利用可能となっており、Claude 3.5 Sonnetは今後1週間以内、Gemini 1.5 Proは今後数週間以内に利用可能になる予定です。



なお、AI検索サービスを展開するPerplexityもGitHubとの提携を発表しており、GitHub Copilotの一機能としてPerplexityを用いた情報検索が可能となっています。