左から蕭美琴駐米代表、頼清徳副総統、ローゼンバーガーAIT理事長(総統府提供)

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(サンフランシスコ中央社)南米パラグアイ訪問を終えた頼清徳(らいせいとく)副総統は現地時間16日午後、経由地の米サンフランシスコに到着した。搭乗した航空機が空港に降り立つと、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のローゼンバーガー理事長や蕭美琴(しょうびきん)駐米代表(大使に相当)が機内に乗り込み、頼氏を出迎えた。宿泊先のホテル前では台湾系華僑数百人が頼氏の来訪を歓迎した一方、中国系華僑も100人余り詰めかけ、頼氏の米国立ち寄りに抗議した。

頼氏はフェイスブックに、機内でローゼンバーガー氏、蕭氏と3人で撮影した写真を投稿。「とりわけ温もりを感じた」と出迎えに感謝した。

頼氏は空港を出た後、空港近くのホテルに入った。到着を待ち構えていた台湾系華僑からは「台湾頑張れ」などの声が絶えず上がった。多くの人が中華民国と米国の国旗を手にし、台湾や台米関係への支持を示していた。頼氏は笑顔を浮かべ、ハイタッチや握手に応じた。

中国側の抗議者らはホテルの向かい側に集まり、「台湾独立反対」などと叫んだ。現地警察が厳戒な警備に当たり、抗議者が指定されたエリアを出てホテルに近づこうとするのを数度にわたり阻止していた。

頼氏はサンフランシスコには9時間滞在し、現地時間17日午前1時に帰国の途に就く予定。18日に台湾に戻る。

(葉素萍、張欣瑜/編集:名切千絵)