台風進路予想図(中央気象局提供)

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(台北中央社)中度台風(台湾基準)台風5号の北上に伴い、中央気象局は25日午前11時半現在、海上台風警報を引き続き発表している。午後には陸上台風警報が発表される見通し。予報官によれば、26日午前にも恒春半島が強風域に入る可能性があるとしている。

気象局によれば、台風5号は25日午前11時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の南東約550キロの海上にあって、時速15キロで西北西に進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は48メートル。

気象局の羅雅尹予報官は25日の記者会見で、台風5号の勢力はすでに中度台風の上限に達しており、海や大気の状態から、さらに勢力を強めて強度台風にまで発達する可能性があると説明。現在はルソン島に接近しており、台湾の南のバシー海峡を通過してようやく勢力が次第に弱まるとの見方を示した。

羅氏は、台風が台湾に最も近づくのは26日から27日にかけてになるとし、程度は異なるものの、台湾各地に影響が出ると述べた。

海上台風警報の警戒区域は、バシー海峡、台湾南東部(蘭嶼、緑島を含む)の海上、台湾海峡南部、東沙島の海上。航行、操業する船に対し、警戒を呼びかけている。

陸上台風警報は、台湾本島や離島・澎湖、金門、馬祖の陸上が強風域に入ると予想される時間の18時間前に発表される。

(張雄風/編集:名切千絵)